創価大学（第54回）・創価女子短期大学（第40回）で入学式 創価大学（第54回）・創価女子短期大学（第40回）で入学式 2024年4月3日

• 台湾・中国文化大学の王学長が祝辞　目標へ歩み抜く「忍耐力」を
• 台湾・中国文化大学の王学長が祝（しゅく）辞（じ）　目標へ歩み抜く「忍（にん）耐（たい）力（りょく）」を

　創価大学の第54回、創価女子短期大学の第40回入学式が2日午後、東京・八王子市の創大池田記念講堂で晴れやかに挙行された。これには、創大の鈴木学長、短大の水元学長ら教職員が出席。来賓の台湾・中国文化大学の王子奇学長が祝辞を述べ、創大最高顧問の原田会長があいさつした。

　創価大学の第54回、創価女子短期大学の第40回入学式が2日午後、東京・八王子市の創大池田記念講堂で晴れやかに挙行された。これには、創大の鈴木学長、短大の水元学長ら教職員が出席。来（らい）賓（ひん）の台湾・中国文化大学の王（おう）子（し）奇（き）学長が祝（しゅく）辞（じ）を述べ、創大最（さい）高（こう）顧（こ）問（もん）の原田会長があいさつした。

創価大学・女子短大へ、ようこそ！――晴れやかに行われた入学式では、在学生による歓迎の演技・演奏が次々と。フィナーレでは参加者全員で「創大学生歌」に決意を託した（創大池田記念講堂で）

創価大学・女子短大へ、ようこそ！――晴れやかに行われた入学式では、在学生による歓迎の演技・演奏が次々と。フィナーレでは参加者全員で「創大学生歌」に決意を託した（創大池田記念講堂で）

　澄み渡る青空の下、創大中央教育棟の前では、新入生が保護者と談笑したり、記念撮影をしたりする姿が輝いていた。その様子を、「創大桜」が見守る。
　
　このしだれ桜は、創立者・池田大作先生が1971年の竣工式の折に植樹したもの。希望に燃えた創大生・短大生を祝福するように、咲き誇っていた。
　
　式典に臨む新入生の手に、1枚のカードが握られていた。入学生全員に贈られたものである。“一生涯の友人と共に挑戦の青春を！　健康と無事故を祈っています”“どんな悩みも乗り越えられます。一緒に頑張りましょう”――在学生や卒業生からのエールが、それぞれに手書きでびっしりと記されている。
　
　1カ月以上前から入学式の準備に当たってきた学生は、「独りぼっちになる1年生を、一人も出したくないんです」と。新入生が早くなじめるよう、こまやかに心を尽くしてきた。
　
　北海道出身のある新入生は、「親元を離れる不安はありましたが、学生寮に入寮した時、先輩たちが家族のように温かく迎えてくれ、ほっとしました」と笑顔で語る。
　
　沖縄出身の新入生は「短大で学ぶ姉の姿を見て、自分も他者に尽くせる人になりたいと思い、入学しました。英語の勉強に励み、留学生と話せるようになるのが目標です」と。

　澄（す）み渡（わた）る青空の下、創大中央教育棟（とう）の前では、新入生が保護者と談笑したり、記念撮（さつ）影（えい）をしたりする姿（すがた）が輝いていた。その様子を、「創大桜」が見守る。
　
　このしだれ桜は、創立者・池田大作先生が1971年の竣（しゅん）工（こう）式（しき）の折に植（しょく）樹（じゅ）したもの。希望に燃えた創大生・短大生を祝福するように、咲（さ）き誇（ほこ）っていた。
　
　式典に臨（のぞ）む新入生の手に、1枚（まい）のカードが握られていた。入学生全員に贈られたものである。“一（いっ）生（しょう）涯（がい）の友人と共に挑（ちょう）戦（せん）の青春を！　健康と無事故を祈（いの）っています”“どんな悩（なや）みも乗（の）り越（こ）えられます。一（いっ）緒（しょ）に頑（がん）張（ば）りましょう”――在学生や卒業生からのエールが、それぞれに手書きでびっしりと記（しる）されている。
　
　1カ月以上前から入学式の準備に当たってきた学生は、「独りぼっちになる1年生を、一人も出したくないんです」と。新入生が早くなじめるよう、こまやかに心を尽（つ）くしてきた。
　
　北海道出身のある新入生は、「親元を離（はな）れる不安はありましたが、学生寮（りょう）に入寮した時、先（せん）輩（ぱい）たちが家族のように温かく迎（むか）えてくれ、ほっとしました」と笑顔で語る。
　
　沖縄出身の新入生は「短大で学ぶ姉の姿を見て、自分も他者に尽（つ）くせる人になりたいと思い、入学しました。英語の勉強に励（はげ）み、留学生と話せるようになるのが目標です」と。

各学部アピールで、学部長らの呼びかけに新入生がスマホのライトで元気よく応えた

各学部アピールで、学部長らの呼びかけに新入生がスマホのライトで元気よく応えた

　「学生第一」の伝統が脈々と受け継がれる創大・短大は、確かな実力を磨く「人間教育の最高学府」として発展を続ける。
　
　創大は世界69カ国・地域、260大学（3月末現在）と学術交流協定を締結し、多様な留学・研修制度が充実している。また、第36回社会福祉士国家試験（3月5日発表）では、既卒者を含む19人が合格。第113回看護師国家試験（同22日発表）では69人が合格した。

　「学生第一」の伝統が脈（みゃく）々（みゃく）と受（う）け継（つ）がれる創大・短大は、確かな実力を磨（みが）く「人間教育の最高学府」として発（はっ）展（てん）を続ける。
　
　創大は世界69カ国・地域、260大学（3月末現在）と学術交流協定を締（てい）結（けつ）し、多様な留学・研修制度が充（じゅう）実（じつ）している。また、第36回社会福（ふく）祉（し）士（し）国家試験（3月5日発表）では、既（き）卒（そつ）者（しゃ）を含（ふく）む19人が合格。第113回看（かん）護（ご）師（し）国家試験（同22日発表）では69人が合格した。

笑顔あふれる創価女子短大40期生。仲間と励まし合って、かけがえのない“青春二歳”を歩みゆく

笑顔あふれる創価女子短大40期生。仲間と励まし合って、かけがえのない“青春二歳”を歩みゆく

　開学40年目を迎えた短大は、今年度から新プロジェクト「Next　創短！　2024」が始動する。ホテル・航空業界に特化したクラスを新設し、医療・調剤業界やブライダル業界で役立つ資格の取得に向けた講座を新たに開設する。AI（人工知能）を活用した授業も強化する。
　
　世界市民の揺籃で新入生の新たな学問探究の日々が始まる。

　開学40年目を迎（むか）えた短大は、今年度から新プロジェクト「Next　創（そう）短（たん）！　2024」が始動する。ホテル・航空業界に特化したクラスを新設し、医（い）療（りょう）・調（ちょう）剤（ざい）業界やブライダル業界で役立つ資格の取得に向けた講（こう）座（ざ）を新たに開設する。AI（人工知能）を活用した授業も強化する。
　
　世界市民の揺（よう）籃（らん）で新入生の新たな学問探（たん）究（きゅう）の日々が始まる。

息の合った迫力のバチさばきで歓迎の心を表した「滝山太鼓」

息の合った迫力のバチさばきで歓迎の心を表した「滝山太鼓」

クルーダンス部「D.I.CREW」が躍動の舞を披露

クルーダンス部「D.I.CREW」が躍動の舞を披露

　清新な息吹にあふれた入学式の式典は「プライド・オブ・ソウカ」の迫力のファンファーレで開幕。鈴木創大学長が、新たな挑戦の歴史を築く青春をと呼びかけた。
　
　「滝山太鼓」、クルーダンス部「D.I.CREW」が白熱の記念演奏・演技を披露。在学生の矢野颯太さん、井上一香さん、ナ・ヒョヌさんが新入生へエールを送り、新入生の松井希星さん、池ヶ谷正美さんが、学びと鍛えの日々を歩む決意を披歴した。
　
　続いて、中国文化大学の王子奇学長が、忍耐強く勉学に励む学生生活をと祝辞を述べた。
　
　創大最高顧問の原田会長は、池田先生と中国文化大学の張鏡湖元理事長との対談集『教育と文化の王道』に触れ、精神的な感化で人を良き方向に動かすソフトパワーの重要性を強調。“平和のフォートレス（要塞）”たる創価大学で、「誰がために」と自身の使命を問いながら、社会に貢献できる実力を育んでほしいと呼びかけた。
　
　この日、王学長に「創大最高栄誉賞」「創価友誼之証」が贈られた。
　
　本年度は学部生1307人（編入学等を含む）、通信教育部生496人、大学院博士前期課程および修士課程107人、博士後期課程20人、法科大学院生18人、教職大学院生16人、短大生84人が入学した。別科生・交換留学生95人を含む214人の留学生が、42カ国・地域から集った。

　清新な息（い）吹（ぶき）にあふれた入学式の式典は「プライド・オブ・ソウカ」の迫（はく）力（りょく）のファンファーレで開（かい）幕（まく）。鈴木創大学長が、新たな挑（ちょう）戦（せん）の歴史を築く青春をと呼（よ）びかけた。
　
　「滝（たき）山（やま）太鼓」、クルーダンス部「D.I.CREW」が白熱の記念演（えん）奏（そう）・演技を披（ひ）露（ろう）。在学生の矢野颯太さん、井上一香さん、ナ・ヒョヌさんが新入生へエールを送り、新入生の松井希星さん、池ヶ谷正美さんが、学びと鍛（きた）えの日々を歩む決意を披（ひ）歴（れき）した。
　
　続いて、中国文化大学の王（おう）子（し）奇（き）学長が、忍（にん）耐（たい）強（づよ）く勉学に励（はげ）む学生生活をと祝（しゅく）辞（じ）を述べた。
　
　創大最（さい）高（こう）顧（こ）問（もん）の原田会長は、池田先生と中国文化大学の張（ちょう）鏡（きょう）湖（こ）元理事長との対談集『教育と文化の王道』に触（ふ）れ、精神的な感化で人を良き方向に動かすソフトパワーの重要性を強調。“平和のフォートレス（要（よう）塞（さい））”たる創価大学で、「誰（た）がために」と自身の使命を問いながら、社会に貢（こう）献（けん）できる実力を育（はぐく）んでほしいと呼（よ）びかけた。
　
　この日、王学長に「創大最高栄（えい）誉（よ）賞（しょう）」「創価友（ゆう）誼（ぎ）之（の）証（しょう）」が贈（おく）られた。
　
　本年度は学部生1307人（編入学等を含む）、通信教育部生496人、大学院博士前期課程および修士課程107人、博士後期課程20人、法科大学院生18人、教職大学院生16人、短大生84人が入学した。別科生・交（こう）換（かん）留学生95人を含（ふく）む214人の留学生が、42カ国・地域から集った。