企画・連載

【再掲】〈立正安国と民衆の幸福――池田先生の指導に学ぶ〉③ 2024年9月20日

清潔と大衆福祉の原点

 〈公明政治連盟の結成に向けた打ち合わせで山本伸一は、当時の政党、政治家が、企業や業界、組合などの利益代表のようになっていること、また支援する方も利権などの見返りを期待し、要求してくる実態があることを踏まえて語る〉
 
 「これでは、本当に国民のための政治はできない。
 
 それに対して、学会は、同志である皆さんを政界に送り出すために、全力で応援してきたが、見返りなどを求めたことは、ただの一度もない。まさに、公明選挙、公明政治の基盤をつくってきました。それは、これからも変わりません」
 
 政治の善し悪しは、ただ政治家だけによって決まるものではない。政治家を支援し、投票する人びとの意識、要望が、政治家を動かし、政治を決定づける大きな要因となっていくものである。ゆえに、政治の本当の改革は、民衆の良識と意識の向上を抜きにしてはあり得ない。学会は、その民衆を目覚めさせ、聡明にし、社会の行く手を見すえる眼を開かせてきた。(中略)
 
 「どこまでも全民衆の幸福を第一義に、(中略)民衆に仕えるという気持ちで、地域住民の手足となってください」(小説『新・人間革命』第5巻「獅子」の章)

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