デジタル企画

「蛍」のドラマ 〈耳で読む 青春対話〉25 2026年6月22日

 「音声読み上げ」を押すと音声プレーヤーが起動します。いつでもどこでも“耳で読む”ことができます。

―― 青春対話 ――

 ―― 関西の創価学園は、蛍で有名です。先生と生徒が一体となって蛍の養殖・保存に努めています。これも池田先生が提案されたのですね。
 暑い日も寒い日も、幼虫に餌のカワニナを与え、世話をするそうです。
 生き物を育てるのは大変です。ある時、写真の現像に使った容器を、きれいに、きれいに洗って、蛍の養殖に使った。でも現像の薬品が、ほんの少しだけ残っていた。それで、入れた幼虫は、みんな死んでしまったというのです。

 皆、「命の尊さ」を実感したことでしょう。蛍が成虫になり、美しく光るのは、わずか二週間です。その短い間に、厳粛なる自然のドラマがある。
 私の小さいころ、家の近くに池があった。東京の大田区です。母屋のそばには、桜の木があり、近くに溜め池があった。池から流れる小川に、夏になると、たくさんの蛍が舞っていた。蛍が舞うところ、そこには人間と自然の仲良き調和がある。蛍は平和の象徴です。
 「蛍を育てた子どもたちは、皆、心優しい人に成長しています」との報告もうかがっています。

(青春対話1 第3章 P279~280)

 【今年、関西創価学園で開かれた蛍鑑賞会の記事はこちらから】 


 【『青春対話』の朗読音声が聴ける特設ページはこちらから】