聖教ニュース
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 4月19日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年4月19日
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が4月19日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
東日本大地震で被災した、元「モーニング娘。」の石田亜佑美さん。今回は、震災の発生時、同じダンススタジオにいた杉本ゆりさんと再会し、話を聞いた。
当時、杉本さんは高校1年生(16歳)。スタジオで打ち合わせをしていた時のことだった。皆で近隣の公園に避難し、その後、近くの学校の体育館に移動。余震が続き、電気が消えて真っ暗な中、音だけが響く環境に、「不安でいっぱいだった」と振り返る。その後、家族とともに帰宅し、ようやく胸をなで下ろすことができた。
現在、NHK仙台放送局の広報事業部に勤務し、イベントや公開収録などの企画、運営を担当している。偶然にも職場は、震災時に避難した公園の隣だったことから、「不思議な縁を感じた」。
社屋内の震災伝承施設で案内を務めた際は、震災を体験した者として、子どもたちに使命感を持って教訓を伝えることができたと話す。
当時の津波の高さを示す柱があり、それを見て「泳げるから大丈夫」と言う子どももいた。しかし、実際の津波の映像を見て、「ただの水ではない」と知り、言葉を失っていたという。「震災を正しく伝えることの重要性を実感した」と語る。
そんな杉本さんの「今」と「10年後の目標」とは?
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