聖教ニュース

青年交流で輝く友誼の「金の橋」 池田先生の初訪中51周年に各地で行事 2025年6月21日

河北外国語学院で日本語コンテスト 仲愷農業工程学院で両国友好を語る集い

 本年は、池田大作先生の初訪中(1974年5月30日~6月15日)から51年。池田先生は中国への第一歩をしるした翌日に北京大学を訪れ、学生と交流したのをはじめ、一貫して青年交流、教育・文化交流を通じて友好の「金の橋」を築いてきた。中国各地の教育機関で5、6月、池田先生の心を継ぐ行事が行われた。

 河北省の河北外国語学院では、日本語作文コンテスト「創価杯」の表彰式が5月28日、同学院(共催=創価大学)と同学院付属中学校(共催=同学院「池田大作研究センター」)で、それぞれ開かれた。

 2022年に始まった同コンテストの今回のテーマは「言葉で未来を築く――周恩来総理と池田大作先生の精神を受け継ぎ、時代の良き青年を目指す」。両式典には、同学院日本語学院の趙騰執行院長をはじめ、国際協力交流部の王雲麗副部長、創価大学の関係者らが出席した。

 入賞したある生徒の作文には「(周総理と池田先生は)異なる文化や立場を超えて、共通の理想や目標に向かって手を取り合っています。この精神に触発されて、私も日本語を通じて異文化を理解し、国際交流の架け橋になりたいと思います」と記されている。

 一方、仲愷農業工程学院(広東省)の学生団体「廖承志・池田大作研究会」の集いは6月3日、キャンパス内で開かれた。

 同学院外国語学院の柴明勤党委書記が「中日友好協会会長を務めた廖承志先生と池田先生の精神を継承し、両国の若い世代の相互理解と信頼の促進を」と強調。同学院マルクス主義学院の蔡立彬院長、「廖仲愷 何香凝記念館」の劉斌副館長、「廖承志・池田大作研究センター」の蔡瑞燕副主任らが、池田先生の初訪中の歴史的意義、両国の青年交流などについて意見を交わした。

 同研究センターの高岳侖主任があいさつした。