聖教ニュース(紙面)
トーゴに広がる信頼のスクラム 計画・国土開発大臣、ロメ大学学長と会見 2025年5月8日
谷川SGI理事長ら訪問団
【ロメ】西アフリカ・トーゴを訪問中の谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長ら一行は5日午前(現地時間)、同国を代表する学府であるロメ大学を訪れ、アダマ・マウレ・ポダール学長と会見した。
和やかにあいさつを交わした後、話のテーマは教育における「価値の創造」に。
学長は、若者が価値を喪失する時代にあって、新しい価値を創造できる次代のリーダーを育む学府を築くために全力を注いでおり、その基盤として世界中の教育機関と手を携えていきたいと考えていると強調した。
創価大学常任顧問、アメリカ創価大学理事を務める谷川SGI理事長は、池田大作先生が1996年にアメリカ・コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジで講演した際、人類的課題を克服するためには地球規模の教育のネットワークを構築しなければならないと述べたことを紹介。同じ志を抱くロメ大学とさらに連携を深め、協力の道を開いていきたいと話した。
会見には、ボドスSGI副理事長、トーゴSGIのアボゾ理事長が同席した。
同大学を後にした理事長一行は、同国の計画・国土開発省を表敬訪問し、ジョゼフ・コアミ・ゴマド大臣と会見した。
以前から池田先生の哲理に共感を示す大臣は、トーゴSGIの活動は若者の人生に良い変化をもたらし、明日を担う人材を育成する質の高いものであると評価。政治家として困難に直面した時には、先生の著作から触発を受けており、「私は個人として、池田氏の友人であると思っている」と語った。
谷川SGI理事長は、創価学会にとって最重要の日の一つである5月3日に24カ国のメンバーがロメに集い、総会を大成功で行ったことに触れつつ、大臣の深い理解に謝意を表した。