聖教ニュース

教育本部が「教育元気プロジェクト」を始動 2030年へ励ましの連帯広げる 2025年8月7日

 間もなく8・12「教育本部原点の日」50周年を迎える。淵源となった1975年8月12日の教育部(当時)の夏季講習会で、池田先生は呼びかけた。「未来社会を潤す人間教育の、豊かな水脈をつくってください」。同本部では、この佳節から創価教育100周年の2030年に向け、山積する教育課題の克服を目指す「教育元気プロジェクト」を始動し、励ましの連帯を広げゆく。ここでは概要を紹介する。

①「教育本部提言」を社会に発信

 明年から毎年8月12日を中心に、「教育本部提言」を発表していく。
 
 提言の作成に向け、全教育部員が現場で感じている悩みや課題などを、いつでも入力できるフォームを開設予定。また、管理職の視点からの要望や、青年教育者の動画による実践記録なども重点的に集める。
 
 集約したものに分析を加えながら、識者の監修のもと、提言を作成、社会へ発信する。

②激励と対話運動を推進

 教育本部のメンバーへの訪問・激励を地道に行いながら、「教育実践記録運動」を推進していく。
 
 集まった実践事例は、校種別・ケース別の事例集にまとめ、友人との“対話のツール”として活用する。
 
 さらに、「教育者座談会」の一層の充実も図りながら、創価の三代会長の教育思想を研さんしていく。

③教育改革へセミナーなど開催

 教育改革への視点を学ぶため、教育本部や子育て・教育応援誌「灯台」主催による識者を招いたセミナーなどを定期的に開催する。
 
 セミナーの内容は、「灯台」に随時掲載していく。

④世界の教育実践を紹介

 SGI(創価学会インタナショナル)各国の教育部の取り組みや一人一人の教育実践を、本紙や「灯台」で随時紹介する。
 
 また、「世界教育者会議」の開催を目指して準備を進める。