池田先生

〈四季の輝き――池田先生の心〉 長寿社会の真髄は広布に進む人生に 2025年5月18日

 【写真説明】趣のある石畳の道に、初夏の柔らかな光が差し込む。ここに生きる人々の息遣いが聞こえてくるようだ。ブルガリアの古都プロブディフ。1981年5月、池田大作先生が撮影した。この地でも今、創価の友が平和を願い、人間主義の語らいを広げている。
 狭い路地を歩いて、悩める一人一人のもとへ――広布の大道は、創価の三代会長とそれに続いた大先輩の同志の、励ましの一歩また一歩によって開かれてきた。誓いは果たしてこそ誓い。貫いてこそ誓い。潔い信心で、我らも誉れの師弟の人生を歩み続けたい。

池田先生の言葉

 人生は心一つで、
 いつでも、どこでも
 自分を輝かせることができます。
 さあこれからだ、
 新たな目標を掲げ
 進んでいこう――
 こういう前向きな気持ちが
 脳細胞にも刺激をあたえ、
 新たな活力を生みだしていくのです。
  
 広宣流布に進み続ける人生は、
 自然のうちに、
 大いなる生命力に満ちてくる。
 だれもが生き生きと生きられる
 「長寿社会」の真髄は、
 日蓮仏法にある。
 創価学会にある。
  
 たとえ足腰の自由が
 利かなくなったとしても、
 電話や手紙などで
 人を励ますことはできる。
 さらに、
 皆の幸せを願って
 唱題することもできる。
 決して無理をする必要はない。
 大事なことは、
 戦う心を忘れないことだ。
  
 学会のなかで、
 世のため、人のために戦いぬけば、
 完璧な人生の総仕上げができる。
 そうやって今世で戦いきれば、
 三世永遠の幸福を
 決定づけることができるのです。
 そのための大切な一日です。
  
 万物は進む。
 広宣流布の前進も、
 瞬時も立ち止まらない。
 平和と幸福を願う
 民衆が待っているからだ。
 新たな大生命力を
 滾々と湧き立たせ、
 師弟共戦の誓いを燃え滾らせて、
 さあ、勢いよく前進だ!

 ※池田先生の言葉は順に、『池田大作全集』第66巻、同88巻、小説『新・人間革命』第29巻「常楽」の章、『池田大作全集』第61巻、『随筆 平和への大道』から抜粋。