聖教ニュース(紙面)
イベント中の地震を想定 神戸で避難訓練コンサート 2025年12月16日
イベント中に大地震が起きた場合を想定し、音楽などの公演と避難訓練を組み合わせる「避難訓練コンサート」が13日、神戸市の関西国際文化センターで開かれた。
本年は1995年に発生した阪神・淡路大震災から30年の節目を刻んだ。このイベントは、防災・減災への意識を高め、互いに命を守り、助け合う文化を広げるためのもの。
フルート奏者の村上奈美さん、ピアニストの佐々木英里奈さん、打楽器奏者の中路友恵さんによるコンサートの終了後に、訓練を実施。参加者はホールでの災害時の対応や、避難方法の確認などを体験的に学んだ。
参加者からは、「実際の災害時でも落ち着いて行動できるよう、こうした訓練は大切だと思いました」などの感想が寄せられた。