聖教ニュース

アルゼンチンに希望の新法城 「ノルテ文化会館」で晴れやかに開館式 2025年6月7日

平和建設を誓い船出

 アルゼンチンSGI(創価学会インタナショナル)の「ノルテ文化会館」の開館式が5月16、18の両日(現地時間)、首都ブエノスアイレスの北郊に位置するビセンテ・ロペスに立つ同会館で晴れやかに開かれた。

 同地域を中心とした友の活動拠点となる同会館は、2階建てで250人が集える礼拝室などを備える。

 池田大作先生の同国訪問(1993年2月)の際に行われた第1回「アルゼンチンSGI総会」の会場のほど近くにある。師弟の原点の歴史が刻まれたこの地で、同志は広布にまい進してきた。

 同国では近年、社会経済の混迷が続き、昨年は高水準のインフレ(物価上昇)に陥った。経済状況は徐々に安定しつつあるものの、人々の苦しい生活は続いている。

 このような中、友は強き信心で苦難に立ち向かい、「良き市民」として使命の舞台で信頼の輪を広げている。

 同SGIでは本年1月から4月にかけて、全土で「創価サミット2025」と題した取り組みを展開。池田先生の足跡を伝える展示などを通して対話に挑み、異体同心の団結で進んできた。
 

 開館式は、同志の歓喜と拡大の息吹がみなぎる中で盛大に挙行された。

 16日の式典は、会館の近隣住民や各種団体の来賓、地域の同志が参加し、にぎやかに開催された。リッソ女子部長が開館の喜びと感謝の言葉を述べ、青年部の有志3人の声楽家と池田バンガード・オーケストラが希望あふれる祝賀の歌唱・演奏を披露した。
 

 18日の式典は、大ブエノスアイレス総合本部やノルテ本部をはじめとした各地の代表が駆け付け、朗らかに開かれた。オルティス男子部長が報恩の心で広布拡大に挑む決意を披歴。婦人部のエルバ・オカンポさん、サブリナ・オカンポさん親子が信仰体験を発表した。ドゥルセ・メロディア鼓笛隊とコスモポリタン音楽隊の記念演奏が式典に花を添えた。