ユース特集
電子版連載〈ガッカイREVIEW SGI編〉 未来への革新的なビジョンがある 2024年7月16日
新入会や新しく立ち上がったメンバーのレビュー(評価・感想)をお届けする連載「ガッカイREVIEW」。今回は、SGI(創価学会インタナショナル)青年研修会で来日したメンバーに、学会の魅力を語ってもらいました!
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オランダ南部のブレダ市に住んでいます。有名な庭園や公園をはじめ、多くの個人宅にも庭がある、自然豊かな都市。その町で、私はガーデナー(庭師)をしています。
2015年、22歳の時にオランダSGIに入会しました。当時の私には、ある悩みがありました。腕や首に原因不明の痛みが走り、健康を害していたのです。自分に合う仕事もなかなか見つかりませんでした。
それまでは、人前で弱音をさらけ出すことにためらいがありました。でも、SGIの会合に参加すると、悩みに寄り添い、互いに励ましを送る、メンバーの姿が。その温かさに包まれ、自身の葛藤も話せるようになり、心が開かれていくのを感じました。“元気に働きたい”と真剣に祈る中、良い理学療法士と巡り合い、健康を取り戻すことができたのです。
そして26歳の時、「ガーデナー」という職業に出合いました。主に個人宅の庭を手入れし、リラックスできる場所を作ってきました。さらに、勤務先で信頼を得て、木を害虫や病気から守る会社を共同で立ち上げることもできました。
やりがいとともに、仕事に「使命」を見いだすことができたのも、この信仰のおかげです。“人と自然が調和した空間を創り出す”ことは、地球環境の未来を守ること――池田先生の指針を学び、学会活動に励む中で、自身の使命を自覚することができました。
自然環境の分野にとどまらず、学会には、100年、200年先を展望した、未来への革新的なビジョンがあります。初めて友人から仏法の話を聞いたのは、入会する前の20歳の時でした。同世代のいとこが若くして亡くなり、“死”というものをどう考えたらいいのか悩んでいました。そんな時、“生死を超えて、生命は永遠である”という仏法の哲学を知り、眼が開かれたんです。
永遠の生命観に立つからこそ、はるかな未来を展望できるのだと思います。SGIの仲間と共に、オランダに、そして地球に、平和な社会を築いていきます。(オランダ デニス・ファン・ブレーメン)