聖教ニュース

兵庫で「KOBE防災アクション」 災害時における支援や共助をテーマに 2026年4月5日

 創価学会主催の「KOBE防災アクション」が4日、神戸市の関西国際文化センターで開かれた。

 このイベントは、同センターで開催中の企画展示「わたしから始まる防災・減災」に関連したもの。

 防災の知識を“知る”だけにとどめず、“実践できる力”へと高めることを目的に、国内外で災害・防災支援に携わる国際的な人道支援団体「CWS Japan」事務局長の小美野剛氏による講演が行われた。

 小美野氏は、人とのつながりの希薄さや、情報の届きにくさなどの「社会的な脆弱性」によって災害リスクは増大すると指摘した。

 さらに、自身や家族の状況、近隣の家族構成や建物などを具体的に想像し、必要なものを考え、備えることの重要性を強調。「地域のつながりが、災害リスクや被害を減らし、回復を早める力になる」と訴えた。

 質疑応答も行われ、「地域のつながりをいかに維持し、広げていくか」との参加者の問いに、関わる人の裾野を広げた実例を紹介。世代を超えた交流を通じて、日頃から人間関係を育んでいくことが大切であると述べた。

 第2部では、紙食器づくり体験や家具の転倒防止ワークショップ、VR(仮想現実)を用いた災害疑似体験が行われ、参加者は防災を身近な課題として捉え、日常生活の中で取り組める備えや工夫を学んだ。