エンターテインメント
〈ドラマ〉 松山ケンイチ主演「テミスの不確かな法廷」 2026年1月22日
松山ケンイチが主演する、NHK総合の連続ドラマ「テミスの不確かな法廷」(火曜、後10・0)が、1月6日からスタートした。過日、同作の取材会が行われ、松山のほか、共演する鳴海唯、遠藤憲一、制作統括の神林伸太郎が、作品の魅力をアピールした。
本作は、発達障がいのある主人公・安堂清春(松山)が、裁判官として自身の特性と向き合いながら難解な事件に挑んでいくリーガルミステリーである。
原作は直島翔の同名小説。神林は、ドラマ化の動機について「人に明かしづらい悩みを抱える視聴者が、少しでも前向きになってほしい。また、身近にも、そういった人がいるかもしれないと想像力を広げるきっかけになれば」と語った。
幼少期に自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断された安堂は、“普通”を装って生きてきた。だが、彼の率直すぎる言動は周囲を戸惑わせ、法廷内外で思わぬ混乱を招いていく。
役作りのため、実際に同様の特性がある人々の集まり(グループケア)を訪れた松山は、「否定や批判のない空気の中で、皆さんが安心して話している姿が印象的でした。一方で、仕事場といった戦って走ってるような場所がその人たちにもある。この二つの場所を、うまく表現したいです」と、思いを口にした。
安堂の上司である門倉茂に扮する遠藤は、「安堂の存在が、作品に温かい空気をもたらしています。特性をマイナスではなく、プラスとして感じられる作品」と、ほほ笑んだ。
自称“ダメ”な弁護士・小野崎乃亜を演じる鳴海は、「法廷ドラマでありながら、時にクスッと笑えるシーンもあります。そのバランスにも、ぜひ注目してほしい」と、今作の見どころを紹介した。
迷いながらも逃げない。そんな主人公の人間的な弱さと強さに、引きつけられるだろう。
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