活動のために
「第13回読書感想文コンクール」(未来ジャーナル主催)募集要項 2024年6月6日
応募者全員に参加賞(ARフォトフレーム)をプレゼント
7月15日から始まる「未来部躍進月間」(8月31日まで)に合わせて、「未来部サマーチャレンジ」(未来部の各種コンクール)の募集が行われます。未来部員自身でも応募がしやすいように、ウェブエントリーの方法を導入(7月上旬から「未来部希望ネット」に特設サイトを開設)。応募者全員に参加賞として、共通のARフォトフレームサービスをご提供します。皆で「一歩前進の夏」「挑戦をたたえる夏」にしていきましょう!
ここでは「第13回読書感想文コンクール」(未来ジャーナル主催)の募集要項と作品作りのポイントを紹介します(「イングリッシュチャレンジ」の募集要項は6月20日付に掲載予定)。
未来部希望ネット
https://www.miraibu.net/
【応募期間】
7月15日(月祝)~8月31日(土)
※当日の消印分まで有効
【応募資格】
「未来ジャーナル」の読者である日本在住の中学・高校生。
【部門】
「中学生の部」と「高校生の部」。
【原稿枚数】
いずれの部門も400字詰め原稿用紙4、5枚。Wordでの提出の場合は、1600~2000文字。
【書式】
手書き、パソコンともに可。
【応募エントリー時に必要な情報】
作品情報(タイトル、提出方法、書籍名、著者名、出版社名)
応募者情報(名前、性別、住所、電話、メール、組織、学校、学年)
【応募の流れ】
作品の提出方法を次の三つから選択する。
〈アップロードの場合〉
「未来部希望ネット」の特設サイトから応募のエントリーをする際に、作品のデータファイルをアップロードする。
〈フォーム入力の場合〉
「未来部希望ネット」の特設サイトから応募のエントリーをする際に、フォームに作品を入力(コピー&ペースト)する。
〈郵送の場合〉
①「未来部希望ネット」の特設サイトから応募のエントリーをする。
②エントリー後の「エントリー完了画面」に表示される「応募番号」と、「学年」「名前」を原稿用紙1枚目の上部余白に、丁寧に、大きな字で記入する。
③下記の送り先に郵送する。
※「応募番号」「学年」「名前」の記入がされていない作品は審査の対象外となりますのでご了承ください。
【送り先】
〒160-8070 世界聖教会館 未来ジャーナル「読書感想文コンクール」係まで。
※同会館の所在地は書かなくても届きます。
【応募上の注意】
応募作品は返却できません。必要な場合は、あらかじめコピーを取っておいてください。
応募作品は、未発表のものに限ります。他人の作品を写したものや、他紙(誌)、他のコンクールへの二重投稿はお断りします。
応募作品のうち入賞作品を創価学会(聖教新聞社を含む)の各種媒体で利用することをご了承ください。
■本を選ぶ
自分が読んでみたい、多くの人に薦めたいと思う本を選びましょう。古典作品もおすすめです(「未来部希望ネット」で中高生向けの推薦図書を紹介しています)。
■本を読む
作品の世界に浸りながら一読し、本の楽しさを体感しましょう。気になった箇所には付箋を貼ったり、その付箋にメモをしたりして、後で読み返してテーマ(主題)を絞っていきます。
■テーマ決め
自分がよく知っているものや、多くの人が関心を持っていることなどをテーマにします。読者が面白いと感じ、ぐっと引き込まれるようなものを考えてみてください。
■材料集め
テーマについて取材をしたり、資料を読んだりして分かったこと、思索したことなどをノートに書いていきます。
■カード作り
ノートに記したことをカードに書きます(1枚に一つの内容)。小さなメモ帳を代用してもいいです。
例えばハンバーガーについて書く場合であれば、1枚のカードにその作り方を、もう1枚には味について、さらに別の1枚には素材についてなど。
■構成を練る
カードを話題別に分け、流れをつけていきます。慣れていない人は「導入→展開→結論」がおすすめ。
「起承転結」の構成法もあります(導入〈起〉→導入を受けて、深め、広げる〈承〉→変化をつける〈転〉→結論〈結〉)。
■書く
初めてその本のことを知る人でも分かるように、簡潔に本の概要(小説であれば物語の筋や主要人物の性格など)と選んだ理由を記します。
本の中で心を動かされた部分に対する、自分の考えも述べましょう。“自分の体験”を書き加えると、感想文の内容に説得力が増して、読み手にとって印象が残るものとなります。
■推敲
推敲は文章を書く上で一番大切な作業です。次の六つのことを参考にしてみてください。
①文章を「です・ます」調、「だ・である」調のどちらにするかをテーマに沿って決める。
②一文を短くし、文章をできるだけ簡潔にする。
〈ポイント〉
・文章に同じ言葉は繰り返さない。
【例】「Aが××を作り始めたのは△△という理由で、~だから××を作ったそうだ。」
・ムダな言葉は削る。
【例】「おいしいごちそう」
→「ごちそう」に「おいしいもの」の意味が含まれる。
・「だから」「でも」などの接続詞は不要な場合が多い。
【例】「Aは○○も××もした。でも、どれもうまくいかなかった。」
→「Aは○○も××もした。どれもうまくいかなかった。」
・文章の終わりに句点「。」を打つ。読点「、」は文章を読みやすくして、読み違えを防ぐために打つ。
【例】「Aは泥まみれになって、逃げた犯人を追った」「Aは、泥まみれになって逃げた犯人を追った」
→読点の位置によって、泥まみれになったのがAか犯人かが変わる。
・文章の語尾に変化をつける。
【例】「祖父は○○だそうだ。だから××になったそうだ。」
→「祖父は○○だという。だから××になったそうだ。」
③会話を交えて、読者にその場にいるような印象を与える場面を書く。見えるように、聞こえるようになど、五感を使って書く。
④一つの話が終わったら段落を変え、文章にリズムをつける。
⑤書き出しを工夫する。インパクトや意外性があると読者は引き込まれる。
⑥一番書きたいことを中心にして、余計な文章は削る。
※2~4、6月号の「未来ジャーナル」に、前回の受賞作品を掲載しています。