デジタル企画
勉強の目的は「魅力のある人間」になること 〈耳で読む 青春対話〉57 2026年8月25日
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―― 青春対話 ――
私は、勉強の目的は「魅力のある人間」になることだと思う。「光っている人間」になることです。だから本当は、成績が少々、よかろうが悪かろうが、たいしたことではない。初めから、こんなことを言うと、先生方に叱られてしまうかもしれないけれども。(笑い)
「サイン、コサイン」がわからなくたって、「因数分解」がわからなくたって、社会人になれば、たいていは何も困らないんです。また、わからないからといって、人間の価値には、まったく何の関係もない。
たとえば、美容院に勤めて、いつも、にこにこと笑顔で気持ちよく、皆を美しくするために頑張っている人もいる。いつも愛想よくすることだって才能です。立派な才能だ。
それは数学の才能と、どっちが上とか下とかということはない。
だから数学ができなくても、堂々と胸を張ってればいいんです、本当は。できないからといって「いじけた人間」になることのほうが大きな問題です。
何だか「成績を上げる」話と、反対の方向に向かっているようだけれども(笑い)。小さなことで「自分はダメだ」と思い込むことがいちばん、ばかばかしいことなんだということです。
(青春対話2 第4章 P307~308)
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