名字の言(紙面)

〈名字の言〉 2025年12月22日

 陸上競技で“不滅の世界記録”が残る種目に男子三段跳びがある。英国のジョナサン・エドワーズがマークした18メートル29は、30年も破られていない▼100メートルを10秒中盤で走るスピード。ホップ・ステップ・ジャンプの各区間で、減速を抑える技術。これらを融合させ、エドワーズは水面を石が跳ねる“水切り石”のような跳躍を実現させた。助走の勢いを踏み切りにつなげてこそ、偉大な記録が生まれるのだ▼待望の「関西池田記念大講堂」の完成へ、常勝の友が新出発した先月末の関西総会。席上、建設の槌音が響く大阪・都島総区の地区部長・地区女性部長の代表が、地域広布に躍動する模様を報告した▼地区部長が作成した唱題表を手に、皆で真心の訪問・激励を。社会で奮闘する地区女性部長を、白ゆり長や副役職の友が快く支える。座談会は演奏やダンス等の企画が盛りだくさん。ある月は10人の友人が参加するなど、友好の輪を広げている▼池田先生は「助走の勢いが跳躍の力を決定づけるように、広宣流布の活動の勝敗も、いかに周到に準備を進めたかによって、決まってしまう」と。年の瀬は新たな年への助走期間。広布拡大の決意も固く、さらなる勢いで“わたしの新記録”に挑みゆこう。(見)