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陸上日本選手権・男子やり投げ 関西創価高校出身の﨑山選手が初優勝 2025年7月7日

日本歴代2位の大記録 世界選手権の代表内定

 陸上・世界選手権東京大会の代表選考会を兼ねた日本選手権が4~6日、東京・国立競技場で開催された(7面に関連記事)。
 
 男子やり投げ(5日)に、関西創価高校出身の﨑山雄太選手(愛媛競技力本部)が出場し、日本歴代2位となる87メートル16をマークして初優勝。世界選手権の参加標準記録も突破し、2大会連続の代表内定を手にした。
 
 4投目までの記録は83メートル56で2位。迎えた5投目。渾身の一投は日本記録までわずか44センチに迫るビッグスロー。大会新記録で逆転し、栄冠をつかみ取った。
 
 﨑山選手は「皆さんの応援が力になりました。大変にありがとうございます。世界一を目指し、万全の準備をしていきます」と決意を燃やす。
 
 高校入学後にやり投げを始め、3年時にはインターハイに出場した。日本大学を経て、愛媛の名指導者の下で実力を磨いてきた。
 
 今秋、世界の大舞台で﨑山選手のやりが再び空気を裂き、勝利の頂を目指す。