企画・連載

【創価学園NAVI】 友情の“華”爛漫と咲け!――「情熱の日」の取り組みから 2022年11月11日

 10・10「情熱の日」を記念して行われた創価学園各校の記念行事。東京の創価高校は学園祭、創価中学校は体育祭、東京創価小学校は運動会を実施。関西創価高校・中学校・小学校はそれぞれ競技大会を開催した。学園生たちはどんな友情を育み、どう成長したのか――東京・創価中学校と関西創価高校の取り組みを取材した。

 ※両校の取り組みを収めた動画が視聴できます。
 
 東京・創価中学校
 
 関西創価高校

 
●東京・創価中学校の体育祭

 雲一つない青空に、生徒たちの歓声が響く。
 
 10月2日に行われた、東京・創価中学校の「情熱の日」記念の体育祭。学年を超えて、1組から5組まで順に、白、黄、緑、赤、青の5色の梯団(チーム)を結成。多彩な種目で勝負を競った。
 
 「創華爛漫」――グラウンドにはテーマを書いた横断幕が掲げられた。
 
 「『華』の文字に、個性豊かに成長する学園生の姿を重ねました」と、女子実行委員長の野々村陽子さん(3年)。
 
 「美しい『華』を咲かせるには、しっかりとした『根』が大切です。体育祭当日だけでなく、日常生活を大切にしようと語り合ってきました」
 
 横断幕には、生徒たちが目標を書いた花のカードを貼り付けた。各クラスでも授業態度や給食の片付けなど、具体的に目標を定めて実践した。
 
 「皆が目標に挑戦し、励まし合ってきたからこそ、思い出に残る情熱の日になったと思います」と、男子実行委員長の浅野大作さん(同)が語る通り、情熱の日に向けた取り組みの中で、多くのドラマが生まれた。
 
 緑梯団の梯団長を務めた岡田瀬矢さん(同)は、もともと集団行動や人前で話すことが苦手だった。定期試験や所属する陸上部の活動との両立に悩んだが、学年を超えて多くの生徒と対話し、責任感と計画性を培った。
 
 「何よりも、仲間がどれほど重要かを知ることができて、全員が親友だと心から思えました」
 
 緑梯団を優勝に導くとともに、陸上競技でも、400メートルで小平市の選抜を勝ち取った。

 
挑戦の心でつかんだ宝の絆

 久保陽花さん(同)は、各競技で生徒を誘導する種目運営部門長として体育祭を陰で支えた。同時に体育係としてクラスの練習メニューを考え、リレーの選手も務めた。
 
 しかし、体育祭の2週間前に足首を捻挫。練習ができなくなった。それでも、タイムの記録や競技を動画に撮って分析するなど、クラスメートの成長に力を尽くした。
 
 体育祭当日は、何とかリレーにも出場したが、結果は5位。悔し涙を浮かべる久保さんに、皆が声をかけてくれた。
 
 「ナイスラン!」
 
 「最高に楽しかった」
 
 笑みと一緒に、感涙があふれた。
 
 「いい友達を持ったと実感できたことが、勝ち負けを超えた、最高の宝物です」
 
 創立者・池田先生は、情熱の日のメッセージにつづった。
 
 「悩み苦しみながらも、負けじ魂を燃やして挑戦する皆さんの情熱が、全てを、明るく大きく輝きわたる生命の星の光に変えます」
 
 負けじ魂で咲かせた友情と挑戦の“華”は、色あせることのない思い出として、生徒たちの心に爛漫と薫り続けていく。

 
 
●関西創価高校の競技大会

 「宣誓!」――10月1日、関西創価高校のグラウンドに快活な声が轟いた。皆が待ち望んだ競技大会の開幕である。
 
 「関西校が一年で“一番熱くなる日”なんです!」――こう語るのは、実行委員長の竹内理恵さん(3年)と副実行委員長の村岡晴美さん(同)。
 
 昨年、一昨年と、コロナ禍のために競技内容を縮小して、学年別で開かれてきた競技大会。本年、3年ぶりに全学年が一堂に会して開催され、喜びが爆発した。
 
 リレー、綱引き、大縄跳び、生徒が考案したユニークな種目など、皆が真剣に取り組み、応援し合う。会場では至る所で笑顔の花が咲いた。
 
 特に感動を広げたのは、全生徒によるダンスの披露。会場やライブ中継で生徒を見守る家族に感謝を伝えようと、実行委員会を中心に企画し、練習を重ねてきた。
 
 “学園に送り出してくれてありがとう”“最高の友情をつくってるよ”――そんな思いをダンスに込めて、生徒たちは笑顔で踊った。
 
 実行委員長の竹内さんの母は、娘の入学以来、初めて学園を訪れた。友達と楽しく踊り、語り合う娘の姿に、充実した学園生活を送っていることを確信し、感動と安心で胸がいっぱいになった。

 
陰で支える人の存在

 赤、青、黄の三つの梯団が熱戦を繰り広げた大会で、優勝したのは黄梯団。閉会式で梯団長の田中葵衣さん(同)らは優勝旗やトロフィーを高く掲げた。彼女は“友達と、かけがえのない思い出をつくりたい”と梯団長に立候補。梯団に所属する全学年の生徒一人一人に声を掛け、語り合ってきた。「皆が団結していくために、お互いの陰の努力を知り、たたえていく大切さを学びました」と笑顔で語る。
 
 閉会式では、結果発表に沸く生徒の中に、安堵の表情を浮かべる生徒たちがいた。大会を裏方で支えたメンバーである。
 
 種目数、審判方法、タイムテーブル、当日の運営に至るまで、全てを生徒が担う競技大会で、その中心にいるのが競技進行部門。部門長の河嶋柊冶さん(同)は「“ああでもない、こうでもない”と話し合い、行事をつくり上げる充実感は言葉になりません。当日は、皆の力で大成功となりました」と。
 
 何事も陰で支える人がいる。河嶋さんは、その存在に感謝し、尊敬できる人に成長できたという。
 
 かつて、創立者・池田先生は、関西校の「健康祭」(体育祭)に出席した際、こう呼び掛けた。
 
 「『強き体』『強き心』『強き頭脳』――皆さんは、学園時代に、この三つの基礎をしっかりと培っていただきたい」
 
 本年も「情熱の日」を通して、多くの学園生が人格を磨き、大きな成長の節目を刻んだ。

 
 
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