聖教ニュース(紙面)

世界広布の平和旅65周年から 第一歩の地アメリカが躍動 希望の宝城 新「デンバー文化会館」が誕生 2025年11月7日

 池田大作先生の世界広布の平和旅65周年、創価学会創立95周年を慶祝する集いが10月から11月にかけて、先生が平和旅の第一歩をしるしたアメリカの全土で盛大に開かれている。10月11日(現地時間、以下同)に西海岸のオークランド市内で開かれた総会には、原田会長、谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長が駆け付け、世界広布の“躍動”を誓い合った。
 さらに、新「デンバー文化会館」がオープンし、晴れの開館式が同月4日、同会館で開催された。雄大なロッキー山脈を仰ぐコロラド州の州都デンバー市に立つ新会館は、地上2階建てで、約300人を収容できる大礼拝室、会議室、休憩室などを完備。デンバー・ノース本部やデンバー・サウス本部の中心拠点となる。
 ◇ 
 デンバーの地には、師弟の不滅の原点が刻まれている。1996年6月、池田先生が同地を初訪問し、デンバー大学から「名誉教育学博士号」を受章した。さらに、地元の代表が集う総会に参加。万感の励ましを送った。
 「デンバーはすばらしい。街も広々とし、空気も皆さまの心のように本当にきれいである」「悲観主義ではいけない。つねに楽観主義で、楽しく、強く、明るく、生きぬいていく。そのための信仰なのである」
 以来、明年で30年――地元の同志は、師匠の指針を胸に、信心根本に地域に信頼の輪を大きく広げてきた。
 開館式には、デンバー市のアル・ガードナー副市長が来賓として出席し、コロラド州から贈られたアメリカSGIへの宣言書を紹介。同SGIが仏法を基調として、社会に平和と調和を築いてきた功績がたたえられた。
 ストラウス理事長は、一人一人が地域にさらなる友好を広げ、人々に希望を送る行動を通して、新宝城を荘厳しようと語った。
 開館式に続いて、祝賀の集いが同日、同会館で開かれた。有志が記念演奏を披露し、代表のメンバーが活動報告。御本尊授与式も行われた。ストラウス理事長を中心に質疑応答も実施され、新たな広布拡大に挑む決意の集いとなった。