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青春時代の友情ほど尊く、美しいものはない 〈耳で読む 青春対話〉6 2026年5月15日

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―― 青春対話 ――

 空気は見えない。心も見えない。しかし、見えない心の中に、喜びも悲しみも、美しさも醜さも、光も闇も、全部ある。
 見えない心と心をつなげるのが友情です。それは利害でもない。立場でもない。かけ引きでもない。表面的なお付き合いでもない。本当の人間同士の真心で結びあった間柄です。
 人生において最も美しく、強く、尊いもの。それが友情です。友情が諸君の財産です。どんなに偉くなり、金持ちになっても、友人のない人生はわびしく、寂しい。また独りよがりの偏頗な人生になってしまう。とくに青春時代の友情ほど尊く、美しいものはない。
 大人になってからの付き合いは、多くの場合、利害や打算があり、一時的な立場上のものになりがちである。高校時代には、そういう余計なものがない。
 広大な宇宙のなかの小さな地球に、同じ時代に、ともに生まれた。しかも人類五十八億(一九九六年現在)のなかで、何もくどくど言わなくても心が通じ、何の構える必要もない、純粋無垢な絆で結ばれた関係は、そうめったにあるものではない。今、一緒に学んでいるというだけで、深い縁があるのです。

(青春対話1 第1章 P62~63)

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