聖教ニュース

ジェームズ・マーティン不拡散研究センターのポッター所長が総本部に来訪 原田会長と会見 2025年11月7日

 米国ミドルベリー国際大学院モントレー校のジェームズ・マーティン不拡散研究センターのウィリアム・ポッター所長が6日午後、東京・新宿区の総本部に来訪。原田会長、谷川主任副会長、寺崎副会長、橋口女性平和委員会委員長らが歓迎した。

 国連事務総長の軍縮諮問委員会委員などを歴任し、核不拡散研究の権威として名高いポッター所長。語らいでは、池田先生が深い交流を結んだキルギスの作家チンギス・アイトマートフ氏の子息と所長が、かつて交流があったことなど学会との縁が話題に。

 所長は午前に訪れた東京の創価学園での生徒との交流などに触れつつ、核なき世界を目指して青年の育成に力を尽くす点で、センターと学会の使命は響き合うと述べた。

 原田会長が核を巡る現下の緊張打開の鍵を尋ねると、所長は対話を通じて立場の異なる他者とも共通項を見いだす努力、そして信頼醸成が不可欠であると指摘。現状は楽観できないが、人類は必ず正しい方向へ向かうと確信し、学会とも協働しながら核廃絶への挑戦を重ねたいと語った。