名字の言

名字の言 成長のための学びが学会活動の中に 2026年4月10日

 春は新しい一歩を踏み出す季節。滋賀のある女性部員は今月、大学院に入学した▼彼女は高校時代、病を乗り越えた母の姿を通して信仰の功力を実感する。池田先生が創立した創価大学への進学を目指すが、2度不合格となり就職。それでも夢を諦めきれず、30歳で創大の通信教育部生になった。仕事や経済苦との戦いの中で学び抜き、4年で卒業した▼転機となったのは2年前の座談会。小学校教員をしながら、大学院で学ぶ壮年の言葉だった。「夢や希望を持ち続ければ、必ず道は開けます」。感銘を受けた彼女は大学院進学を決意。猛勉強を重ね、合格を勝ち取った。「生老病死の問題に悩む人たちの力になりたい」と人間学を専攻する▼社会学者の開沼博氏は、学会の魅力の一つに「学ぶ機会が埋め込まれている」点を挙げる。日頃の活動の中に成長のための学びの仕組みがあり、もう一歩進みたいと思った時のヒントと触発がある、と▼会合での体験発表、懇談での近況報告、普段の何げない会話……。学会活動には、心を強く揺さぶられる瞬間がたくさんある。きょうの出会いや語らいの中に“新たな自分”をつくるチャンスがあるかもしれない――そう思うと、友のもとへ行く足取りも軽くなる。(虎)