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どんな苦しいことがあっても「負けない」こと 〈耳で読む 青春対話〉5 2026年5月13日

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―― 青春対話 ――

 青春の心は、寒暖計のように敏感だ。ある時は、すべてがバラ色に見えたかと思うと、すぐに「自分くらいダメな人間はいない」と落ち込んでしまう。それはそれで青春の特質だから、かまわない。
 大事なことは、どんな苦しいことがあっても「負けない」ことです。生きぬくことです。友人のこと、恋愛のこと、交通事故とか親の病気とか、目の前が真っ暗になるような、悲しい事件に遭遇することもあるでしょう。しかし、後になってみると、みな夢のようなものになるのです。
 私も終戦の時、これからいったいどうなるのかと思った。生きていけるのかと、お先真っ暗だった。しかし、生きぬいて、今の自分がある。あの時の苦労も、今となっては夢のようなできごとです。
 どんなにつらいことがあっても、あきらめないで、前へ前へ生きぬいていけば、みな夢となって消えていくのです。それが大前提です。だから、カラッと生きるんです。そのうえで、友情について考えてみよう。

(青春対話1 第1章 P60~61)

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