聖教ニュース
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 8月2日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年7月28日
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が8月2日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
震災の発生時、赤坂章也さんは中学2年生(14歳)。学校で部活動中、かつて経験したことがないほどの激しい揺れに襲われた。三陸地方には「津波てんでんこ」という言い伝えがある。「津波が来たら、てんでんばらばらに逃げろ」という意味だ。その教えの通り、迷わず避難した。
沿岸部にあった自宅は津波で流失。しかし、家族は皆そろって再会することができ、涙が止まらなかったと当時を振り返る。
現在、釜石市の消防署に勤務している。震災の時、全国から駆けつけた消防隊員や、困難に立ち向かう周りの大人たちの姿に、勇気をもらった。幼い頃から続けてきた空手で培った体力と精神力を生かし、「地元に戻って恩返しがしたい」との思いから、釜石で消防職員の道を選んだ。
救助技術を競う大会にも挑戦している。「実際の現場では、要救助者にいかに早く、安全にアクセスできるかが大切。日々の訓練すべてが現場につながると思う」と語る。そんな赤坂さんの「今」と「10年後の目標」とは?
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