聖教ニュース
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 9月13日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年9月8日
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が9月13日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
震災の発生時、佐藤諒さんは高校1年生(16歳)。北上市は内陸部に位置するため、自宅は津波の被害を免れたが、仕事で沿岸部にいた父が津波の犠牲となった。
「母を支えなければ」との思いから、学校を辞めて就職することも考えた。多くの人々の支えを受け、教員になる夢を追い続けることができたという。
現在、岩手県立大槌高校に勤めている。中学時代から抱いていた、教員になりたいという思い。さらに、自身の震災体験を「伝える」ことで生かしたいという考えから、震災当時の自分と同じ世代である高校生を教える道を選んだ。
大槌高校では防災教育や震災伝承に積極的に取り組み、生徒主導での実践的な避難訓練も行っている。「過去と未来をつなぐのは『今』。だからこそ、しっかりと『今』を生きてほしい」と、生徒たちに伝え続けている。
そんな佐藤さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
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