エンターテインメント

【18時配信】今、注目の若手俳優が長編アニメ映画「ARCO/アルコ」で声優初挑戦! 2026年5月1日

舞台あいさつで充実の収録現場を振り返る
全国公開中

 ナタリー・ポートマンが製作総指揮を務め、第98回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた「ARCO/アルコ」が公開中だ。気候変動によって荒廃した地球に住む少女イリスと、未来から時を超えてやってきた少年アルコによる、将来への希望を見いだす冒険旅。公開初日に東京都内で舞台あいさつが行われ、本作でアルコの声を務めた黒川想矢、イリスを担当した堀越麗禾が登場した。

 2932年で生きる少年アルコは、家族に内緒でタイムトラベルができる虹色のマントを使うことに。しかしマントの使い方に不慣れなアルコは、2075年の地球に墜落する。そこで、孤独を抱えて生きる少女イリスと出会う。ともに10歳の二人はすぐに打ち解け、アルコが元の世界へ戻る方法を探し始める。しかし、そんな彼らを謎の三人組が追いかけてくる……。
 
 黒川は、映画「怪物」などで高い演技力が評価されている16歳。本作で声優初主演となるが、「スタジオで収録するので、自分とマイクとの距離になりがちですが、(アルコの世界を)想像することがすごく楽しかったです」とアフレコの様子を振り返った。
 
 14歳の堀越も、「イリスにとってはリアルで広い世界があっても、私にとっては非日常で、イリスのリアルに声を入れるのは不思議な感覚があったし、面白かったです」と笑みを浮かべた。

 未来の地球が舞台となる本作では、今、現実に立ちはだかる気候変動といった地球的課題の行く末を描いている。人類は、暴風雨や山火事が頻発する環境の中、防護ドームに囲われて過ごす。ほとんどの家庭は両親が出稼ぎに行き、ロボットが教育や育児を担っている。

 黒川は本作について、「ロボットが人間を助けてあげたり、人間がロボットを尊敬していたり、この映画を見ると温かい共生のあり方を感じられて、そんな未来になったらいいなと思いました」と口にした。
 
 地球の変わり果てた姿や、効率的な生活の弊害を突き付ける一方で、作品の世界で生きる子どもたちの想像力や絆は、どんなテクノロジーよりも未来を変えるパワーを持っていると気付かされる。
 
 これからを生きる子どものために、今を生きる大人は、何ができるのか――。作品には、そんな問いかけを残してくれる。
 
 公式ホームページはこちら