ユース特集

電子版連載〈ガッカイREVIEW〉 努力×祈りは最強! 2025年5月12日

 新入会や新しく立ち上がったメンバーのレビュー(評価・感想)をお届けする連載「ガッカイREVIEW」。創価学会の魅力や疑問に思う点をありのままに語ってもらいました!
  
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 私は今、介護施設で働きながら、介護福祉士の資格取得に挑戦しています。目指すようになったきっかけは小学6年の時。父が脳卒中で倒れ、退院後、訪問介護を利用するようになり、「私が知識を身につければ助けになれるかも」と思い始めました。中学時代に父は亡くなりましたが、その経験から介護を必要とする人の力になりたいと決意しました。

 高校卒業後、介護施設に就職してからは、人間関係を築く難しさを感じて、悩みました。そんな時、池田華陽会の先輩に誘われ、会合に参加するように。先輩たちがいつも笑顔で生き生きしている姿を見て、私も成長したいと題目を唱えるようになりました。すると、次第に笑顔になれる回数が増えていって、ある時、職場の同僚から「明るくなったね」と言われたんです。

 東京・荒川のあたたかな学会家族の輪の中で育ったものの、信心に積極的だったかといえば、「親に言われるからしょうがなく未来部の会合に参加していた」タイプの私。振り返ると、中学の陸上部で大きな大会を控えていた頃、親から「祈れば大丈夫だよ」と言われた時から、かなりモヤモヤした思いを抱えてきました。
 毎日練習に励んで、自分が努力してきたのは意味がなかったのか……と。でもきっと、親が言いたかったことは、努力×祈りは最強!だということだったんだと、社会人として働く中で、気付くことができました。

 その「努力×祈り」の実践によって今、やりがいを持って、楽しく働けています。最近は後輩も入ってきたので、丁寧な言葉遣いを心がけていますが、それも、学会活動でいろんな世代の方と関わる中で学べたことの一つ。「信心即生活」なんだなって実感しています。

 積極的に学会活動をするようになってから感じることは、会合の参加は、“その人が頑張ろうと思えるタイミングが来るまで待ってあげてほしい”ということかな。久々に会合に参加した時に、「また来てね」と強く言われると、その期待が、若い人にとっては圧になってしまう場合もあるので。あえて、何も言わずに見守っていてくれると、“また元気をもらいたくなったら行こうかな”と思えるんじゃないかな。(荒川牧口区 八幡千尋)