エンターテインメント
是枝裕和監督 綾瀬はるか×千鳥・大悟ダブル主演「箱の中の羊」〈シネマ〉 2026年5月16日
是枝裕和監督の最新作で、フランスで開催中の第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されている映画「箱の中の羊」が、5月29日(金)から全国公開される。
亡き息子とうり二つのヒューマノイド(人型ロボット)を迎え入れた夫婦の物語。夫婦役でダブル主演するのは、綾瀬はるかとお笑いタレント千鳥・大悟。過日、本作の完成披露試写会が行われ、是枝監督とダブル主演の二人のほか、桒木里夢、寛一郎、柊木陽太、野呂佳代が登壇し、作品の見どころを語った。
大悟との共演について、綾瀬は「『え、あの大悟さんですか?』と最初はびっくりしたんですけど、すぐに面白そうだなと思いました」と明かした。一方の大悟は「『綾瀬はるかの旦那が大悟で大丈夫ですか?』と監督に聞いたら、『全然普通ですよ』と言ってくれたんです。だけど、いろんな取材で『この違和感がいいんですよ』と言っていて、“違和感あったんかい!”と思いました(笑)」と打ち明け、会場の笑いを誘った。
その大悟の起用について、是枝監督は「人間味がいいですよね。最近の男の子が失っているような人間くさいところが、“撮りたいな”と思わされました」と語った。
本作は、是枝監督が手がけた日本映画としては「万引き家族」以来、約8年ぶりのオリジナル脚本となる。そんな期待作がカンヌに出品されていることについては、「カンヌという場所でワールドプレミアを開けるというのは、非常に恵まれた機会ですので、その反応が楽しみ。一緒に行けるメンバーと楽しい時間を過ごしたいです」と声を弾ませた。
最後に、主演の二人があいさつした。
大悟「人によって、また誰と見に行くかによって、感想も違うのかなと思います。いろいろ考えてみていただきたい映画です。期待外れかもしれませんが、大悟は、笑かしてはないです(笑)。ちゃんと演技をやっていますので、ぜひ楽しんでいただきたいです」
綾瀬「この作品はAIとかヒューマノイドを題材にしていますけど、とても人間らしい、喪失や愛情、家族などが丁寧に描かれている作品です。きっと皆さん、見終わった後に、“じわっと”残るものがあると思います。最後まで楽しんで見てくだされば幸いです」
なお、28日(木)付の本紙で是枝監督のインタビュー記事を掲載予定。
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