音声の再生時間は、5分16秒です。

　音声の再生時間は、5分16秒です。

　肉声の及ぶ範囲は限られている。だが、自らの体験と実感に裏打ちされた肉声の響きに勝るものはない。地味なようでも、一対一の深き誠実な語らいこそが、詮ずるところ、学会への正しい認識と評価をもたらす直道だと思う。
　
　

　肉（にく）声（せい）の及（およ）ぶ範（はん）囲（い）は限（かぎ）られている。だが、自（みずか）らの体（たい）験（けん）と実（じっ）感（かん）に裏（うら）打（う）ちされた肉声の響（ひび）きに勝（まさ）るものはない。地（じ）味（み）なようでも、一（いっ）対（たい）一（いち）の深（ふか）き誠（せい）実（じつ）な語（かた）らいこそが、詮（せん）ずるところ、学会への正（ただ）しい認（にん）識（しき）と評（ひょう）価（か）をもたらす直（じき）道（どう）だと思（おも）う。
　
　

　戸田先生は、よく外交のできない者は信じるなと言われた。
　
　

　戸（と）田（だ）先（せん）生（せい）は、よく外（がい）交（こう）のできない者（もの）は信（しん）じるなと言われた。
　
　

　学会への偏見と誤解を正しておかなければならない。会って話せば、誤解はとける。そうすれば、学会への不安や、無用な警戒心はなくなるし、信頼も生まれる。だから、積極的に、人と会っていくことだ。
　
　

　学（がっ）会（かい）への偏（へん）見（けん）と誤（ご）解（かい）を正（ただ）しておかなければならない。会って話（はな）せば、誤解はとける。そうすれば、学会への不（ふ）安（あん）や、無（む）用（よう）な警（けい）戒（かい）心（しん）はなくなるし、信（しん）頼（らい）も生まれる。だから、積（せっ）極（きょく）的（てき）に、人と会っていくことだ。
　
　

　相手のことがよくわからないと、デマなど、根拠のない話に飛びつき、憶測で評価し、全く見当違いな不安や恐れをいだいてしまうことになる。そして、その不安や恐怖心が、時には、非常に攻撃的な対処の仕方となって現れてくる。
　（中略）
　だから、学会の真実を教え、認識を正していくならば、評価も、対応も、百八十度変わるでしょう。
　
　

　相（あい）手（て）のことがよくわからないと、デマなど、根（こん）拠（きょ）のない話（はなし）に飛（と）びつき、憶（おく）測（そく）で評（ひょう）価（か）し、全（まった）く見（けん）当（とう）違（ちが）いな不（ふ）安（あん）や恐（おそ）れをいだいてしまうことになる。そして、その不安や恐（きょう）怖（ふ）心（しん）が、時には、非（ひ）常（じょう）に攻（こう）撃（げき）的（てき）な対（たい）処（しょ）の仕（し）方（かた）となって現（あらわ）れてくる。
　（中略）
　だから、学（がっ）会（かい）の真（しん）実（じつ）を教（おし）え、認（にん）識（しき）を正（ただ）していくならば、評価も、対（たい）応（おう）も、百八十度変わるでしょう。
　
　

　初対面の時は、互いに緊張するだけに、その硬さを解きほぐしていくことが大事なんだ。それは笑顔だよ。そして、最初に何を言うかだ。包み込むような温かさがあり、相手をほっとさせるようなユーモアや、ウイットに富んだ言葉をかけることだよ。
　（中略）
　それから、人と会う時には、相手がどういう経歴をもち、どういう家族構成かなども、知っておく努力をしなければならない。それは礼儀でもあるし、渉外の基本といってよいだろう。
　（中略）
　お会いする方の著書があれば、できる限り目を通すようにしているし、その方について書かれた本なども読んで、頭に入れているんだよ。
　
　

　初（しょ）対（たい）面（めん）の時は、互（たが）いに緊張（きんちょう）するだけに、その硬（かた）さを解（と）きほぐしていくことが大（だい）事（じ）なんだ。それは笑（え）顔（がお）だよ。そして、最（さい）初（しょ）に何を言うかだ。包（つつ）み込（こ）むような温（あたた）かさがあり、相（あい）手（て）をほっとさせるようなユーモアや、ウイットに富（と）んだ言（こと）葉（ば）をかけることだよ。
　（中略）
　それから、人と会う時には、相手がどういう経（けい）歴（れき）をもち、どういう家（か）族（ぞく）構（こう）成（せい）かなども、知っておく努（ど）力（りょく）をしなければならない。それは礼（れい）儀（ぎ）でもあるし、渉（しょう）外（がい）の基（き）本（ほん）といってよいだろう。
　（中略）
　お会いする方（かた）の著（ちょ）書（しょ）があれば、できる限（かぎ）り目を通（とお）すようにしているし、その方について書（か）かれた本（ほん）なども読（よ）んで、頭（あたま）に入れているんだよ。
　
　

　外交を行ううえで重要なことは、まず、第一に「勇気」です。
　難しそうだと思う相手であっても、勇気をもって会い、胸襟を開いて、率直に対話する。それが外交の第一歩です。
　（中略）
　次に大事なことは、どこまでも「誠実」であるということです。
　外交といっても、相手に“この人なら人間として信じられる”と思わせることができるかどうかです。それは、社交上の小手先の技術などではなく、誠実さ、真剣さによって決まる。
　また、「根気」「粘り強さ」が大切です。
　こちらが対話を求めても、時には、拒絶されたり、たとえ会えても、誤解が解けずに終わることもあるでしょう。そうした場合には、根気強く挑戦を重ねていくことです。
　（中略）
　もうひとつ大事なことは、外交を行う場合には、自分が全学会を担い立つのだという、“全権大使”の自覚がなければならない。つまり、全体観に立つことです。
　そうでないと、部分的なことに目を奪われ、判断を誤ってしまうこともある。
　（中略）
　外交といっても、そこには“師弟”の精神が脈打っていなければ、広宣流布のための渉外活動はできません。

　外（がい）交（こう）を行（おこな）ううえで重（じゅう）要（よう）なことは、まず、第一に「勇（ゆう）気（き）」です。
　難（むずか）しそうだと思（おも）う相（あい）手（て）であっても、勇気をもって会い、胸（きょう）襟（きん）を開いて、率（そっ）直（ちょく）に対（たい）話（わ）する。それが外交の第（だい）一（いっ）歩（ぽ）です。
　（中略）
　次（つぎ）に大（だい）事（じ）なことは、どこまでも「誠（せい）実（じつ）」であるということです。
　外交といっても、相手に“この人なら人間として信（しん）じられる”と思わせることができるかどうかです。それは、社（しゃ）交（こう）上（じょう）の小（こ）手（て）先（さき）の技（ぎ）術（じゅつ）などではなく、誠実さ、真（しん）剣（けん）さによって決まる。
　また、「根（こん）気（き）」「粘（ねば）り強（づよ）さ」が大（たい）切（せつ）です。
　こちらが対話を求（もと）めても、時には、拒（きょ）絶（ぜつ）されたり、たとえ会えても、誤（ご）解（かい）が解（と）けずに終（お）わることもあるでしょう。そうした場（ば）合（あい）には、根気強く挑（ちょう）戦（せん）を重（かさ）ねていくことです。
　（中略）
　もうひとつ大（だい）事（じ）なことは、外交を行（おこな）う場（ば）合（あい）には、自（じ）分（ぶん）が全（ぜん）学（がっ）会（かい）を担（にな）い立つのだという、“全（ぜん）権（けん）大（たい）使（し）”の自（じ）覚（かく）がなければならない。つまり、全（ぜん）体（たい）観（かん）に立つことです。
　そうでないと、部（ぶ）分（ぶん）的（てき）なことに目を奪（うば）われ、判（はん）断（だん）を誤（あやま）ってしまうこともある。
　（中略）
　外交といっても、そこには“師（し）弟（てい）”の精（せい）神（しん）が脈（みゃく）打（う）っていなければ、広（こう）宣（せん）流（る）布（ふ）のための渉（しょう）外（がい）活（かつ）動（どう）はできません。

　みんな、楽しくやるんだよ。緊張する必要なんかないよ。皆が底抜けに明るいということが、人間外交の輝きなんだ。
　
　

　みんな、楽（たの）しくやるんだよ。緊張（きんちょう）する必（ひつ）要（よう）なんかないよ。皆（みな）が底（そこ）抜（ぬ）けに明（あか）るいということが、人（にん）間（げん）外（がい）交（こう）の輝（かがや）きなんだ。