ユース特集
電子版連載〈ガッカイREVIEW〉 人生の羅針盤、見つけました 2024年9月9日
新入会や新しく立ち上がったメンバーのレビュー(評価・感想)をお届けする連載「ガッカイREVIEW」。創価学会の魅力や疑問に思う点をありのままに語ってもらいました!
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創価学会に入会したきっかけは、当時お付き合いをしていた妻からの折伏でした。
生まれてからずっと宗教と無縁だったこともあり、偏見も抵抗も特になく、「自分がより良く変われるのであれば」という思いで、学会の世界に飛び込んでみました。
まず入会して感じたことは唱題の力ですね。それまでの自分は、目標や実現したいことを口に出して、意識するようにはしていました。心理学でいうセルフマネジメントっていうやつですかね。「将来は○○になる!」とか「自分はこういう人間になりたい!」って自分に言い聞かせるようにしていました。
ですが、それを継続するのって結構難しくて……。そもそも、そうした“ライフハック術”よりも、生き方の軸となるような“人生の羅針盤”を見つけたいなと考えていたんです。
入会して、日々祈るようになると「自分が求めていたものはこれだ!」という感覚があって。唱題って毎日自分と向き合うことじゃないですか。自分は「有言実行」という言葉をすごく大事にしていて、まさにそれを体現できるんですよね。決意して、祈って、行動に移す。すごくいいサイクルができているなと思います。
学会活動にも積極的に参加しています。家でゆっくりしていたいテンションの時もありますが、行って後悔した会合はないんですよね。温かい人たちばかりだし、何より“学び”があります。
例えば、この前は「相手は自分を映す鏡」だと教わりました。気になったら納得するまで質問する自分に、組織の先輩たちも誠実に向き合ってくれる。自分が真剣になればなるほど、先輩も真剣になっていく。まさに“鏡”ですよね(笑)。
メンバーの信仰体験とかも、自分と重なる部分があって、それが励みになったり、熱く語っているメンバーの姿を見て自分も感化されたりしています。
大人になってからみんなで集まって生き方を学ぶ空間なんて、なかなかないです。「学会に縁がなかったら絶対経験できなかったことだな」と妻には感謝しています。
ただ、子どもが生まれてからは、信心と仕事と子育ての両立に苦労しています。学会活動ってやることが本当に多いです(笑)。力を注げば注ぐほど、気づけば家庭をないがしろにしてしまっている可能性がある。みんな学会活動も家庭のことも真剣に取り組んでいる人が多いのですが、個人の工夫だけでは難しい部分があります。
ですから、組織の側からの配慮がもっと必要なのではないかと感じています。必ずしも社会の常識と組織の感覚を合わせる必要はないのかもしれませんが、学会活動のあり方などは定期的に見直しが必要ですよね。自分も今の時代に合った活動スタイルを模索しながら前進していきたいです。(大阪学園総県 岩山剛士)