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「すばらしい」と感動できることこそが、芸術の「心」 〈耳で読む 青春対話〉23 2026年6月18日

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―― 青春対話 ――

 自分が上手にできなくても、偉大な芸術と接することが大事です。
 「すばらしい」と感動できることこそが、芸術の「心」なのです。見て、聞いて、感動して、そして何かを見いだすことが、芸術の「心」です。

 ――「一流」の芸術に触れよと言われても、「一流とは何かわからない」「人がいいと思っても、自分はそう思わない」という人もいるのですが。一流とは、何でしょうか。

 本当に自分が感動し、讃嘆できるものが「一流の芸術」です。人ではない。「自分」が、感動する主体です。人の目で見るのではない。人の耳で聞くのではない。自分の目で、耳で味わい、自分の感性と心で感じとるべきです。「皆がいいと言うから」「皆が悪いと言うから」というだけで追随していたら、肝心かなめの自分自身の心が死んでしまう。
 先入観を捨てて、白紙の自分で、どんどん、じかにぶつかっていくのです。その結果、本当に感動すれば、それが自分にとっての「一流」です。

(青春対話1 第3章 P264~265)

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