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人間が「幸福になる」ために宗教は生まれた 〈耳で読む 青春対話〉29 2026年6月30日

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―― 青春対話 ――

 人間には、祈らざるを得ない本然的な心がある。それに応えて、宗教が生まれた。「宗教があって祈りが生まれた」のではなく、「祈りがあって宗教が生まれた」のです。
 日々の生活のなかでも「テストでよい点を取りたい」「明日は天気になってほしい」というように、祈りたくなる時は、たくさんあるでしょう。
 「自分は無宗教」と称する人でも、何か祈っている。「子どもが健康であってもらいたい」「もっと自分は向上したい」というような決意とか願望は、形を変えた祈りと言ってよい。これらを、もっと明快に、生命の法則のうえから、祈りと現実がきちんと合致していくようにしたのが、仏法の祈りです。
 要するに、人間が「幸福になる」ために宗教は生まれたのです。

(青春対話1 第4章 P321~322)

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