BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年　これから10年」が5月25日（土）、BS-TBSで放送されます（聖教新聞社提供）。

　同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

　あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

　BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年　これから10年」が5月25日（土）、BS-TBSで放送されます（聖教新聞社提（てい）供（きょう））。

　同番組では、2011年の東日本大（だい）震（しん）災（さい）の被（ひ）災（さい）者の方々、特に当時10代だった若（わか）者（もの）を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

　あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑（がん）張（ば）る姿（すがた）は、コロナ禍（か）を生きる全ての世代に勇気と希望を与（あた）えてくれます。

　震災の発生当時、遠藤史哉さんは大学1年生（19歳）。北海道に住んでおり、テレビで津波による災害を知った。郷里の家族と連絡が取れず、安否不明のまま、コンビニエンスストアのアルバイトに行かなければならなかった。

　不安で押しつぶされそうな心を支えたのは、店に来るお客さんだった。店内に設置された震災支援の募金箱に、多くの人々がお金を入れてくれた。「込み上げてくるものがあった」「募金を通して人々の温かさを実感した」と振り返る。

　現在は山田町役場の政策企画課で、地域おこし協力隊として勤務。外国人観光客が楽しめる町づくりをしようと、町で盛んな「祭り文化」の発信を積極的に行っている。以前、他県で仕事をしていた時、山田町の郷土芸能を披露すると、外国人観光客から想像以上の反響があった。後に町おこしのテーマを「祭り」にする、大きなきっかけになったという。

　さまざまな仕事を経験し、地元への思いを募らせ続ける中、現在の職場の募集を偶然見つけ、「帰るなら今だ」と10年越しの帰省を決意した。そんな遠藤さんの「今」と「10年後の目標」とは？

　震災の発生当時、遠（えん）藤（どう）史（ふみ）哉（や）さんは大学1年生（19歳）。北海道に住んでおり、テレビで津波による災害を知った。郷（きょう）里（り）の家族と連（れん）絡（らく）が取れず、安（あん）否（ぴ）不明のまま、コンビニエンスストアのアルバイトに行かなければならなかった。

　不安で押（お）しつぶされそうな心を支えたのは、店に来るお客さんだった。店内に設置された震災支（し）援（えん）の募（ぼ）金（きん）箱（ばこ）に、多くの人々がお金を入れてくれた。「込（こ）み上げてくるものがあった」「募金を通して人々の温かさを実感した」と振（ふ）り返（かえ）る。

　現在は山（やま）田（だ）町（まち）役場の政（せい）策（さく）企（き）画（かく）課（か）で、地域おこし協力隊として勤（きん）務（む）。外国人観光客が楽しめる町づくりをしようと、町で盛（さか）んな「祭り文化」の発信を積極的に行っている。以前、他県で仕事をしていた時、山田町の郷（きょう）土（ど）芸能を披（ひ）露（ろう）すると、外国人観光客から想像以上の反（はん）響（きょう）があった。後に町おこしのテーマを「祭り」にする、大きなきっかけになったという。

　さまざまな仕事を経験し、地元への思いを募（つの）らせ続ける中、現在の職場の募（ぼ）集（しゅう）を偶（ぐう）然（ぜん）見つけ、「帰るなら今だ」と10年越（ご）しの帰省を決意した。そんな遠藤さんの「今」と「10年後の目標」とは？

　BS-TBSの番組紹介ページ

　これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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