聖教ニュース

タイで宗教の社会貢献を巡る国際会議 SGIの代表が出席 2026年10月29日

気候変動対策など論じ合うシンポジウムも共催 アジア開発銀行研究所等と共に

 「宗教と持続可能な開発のためのパートナーシップ(PaRD)」の年次総会が10日から12日にかけてタイ・バンコクで開催され、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。

 PaRDは、SGIなどのFBO(信仰を基盤とした団体)や政府、学術機関などが連携し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指す国際的な枠組み。同総会には、SGI平和センターの浅井環境・人道部長、SGI国連事務所の桜井所長が出席した。席上、参加団体の優良活動事例が報告され、その中で、SGIと地球憲章インタナショナルが共同制作し、世界各地で実施されてきた環境展示「希望と行動の種子」の取り組みも紹介された。

 総会に先立つ8日には、国際イベント「バンコク気候アクション週間」の一環で、シンポジウム「ケアの経済と気候資金」(SGIやアジア開発銀行研究所などが共催)がバンコクのルンピニー公園内で開かれ、浅井環境・人道部長が参加した。

 これは、気候変動による災害に直面する地域の支援において、ケアを必要としている人々へ適切に援助を届ける方途や、FBOの役割を探ることを目的としたもの。

 ここでは、災害時における創価学会の救援活動や「希望の絆」コンサートなどの被災者支援の取り組みが共有された。また、日本の少子高齢化の問題に触れ、宮城県内の団地の事例を映像で紹介。多くの学会員が池田大作先生の指針を胸に、地域行事や自治会の活動等に積極的に参加し「誰一人取り残さない」とのSDGsの理念を実践していることが発表された。

 その後の討議では、「タイでも少子高齢化が進んでおり、創価学会の日本での活動は大変参考になった」などの意見が寄せられた。

 さらに、12日から18日にかけてバンコクで実施された世界銀行と国際通貨基金(IMF)の年次総会に、浅井部長、桜井所長が参加。14日に行われた「宗教間円卓会議」では、技術競争の激化は不可避である上で、人間の尊厳を尊重する社会を築く重要性や、その中でのFBOの役割などが論じられた。