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「ヨーロッパ絵画 美の400年」展 10月4日に東京富士美術館で開幕 2025年9月18日

所蔵コレクションから精選した約80点を展示

 東京富士美術館(八王子市)で「ヨーロッパ絵画 美の400年」展が10月4日に開幕する(明年1月18日まで)。
 
 同館の所蔵コレクションから精選した約80点を展示し、イタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術まで、西洋絵画の流れを紹介する。
 
 本展の特徴は歴史画・肖像画・風俗画・風景画・静物画といったテーマごとに作品を並べ、異なる時代の表現を直接比較できることだ。
 
 モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家の作品に加え、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランらオールド・マスターの名画も登場。第1章では16~19世紀、第2章では19~20世紀の作品を扱う。来場者は神話や歴史、日常の暮らし、自然の理想化、さらには精神世界へと広がる題材の変遷を、時代を旅するように体感できる。
 
 会期中は講演会やワークショップ、コンサートなど関連イベントも予定され、幅広い世代が西洋美術の魅力に触れられる絶好の機会となろう。
 
 ※なお同美術館は展示替えのため、10月3日まで全館休館中。

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 ▽会期=10月4日(土)~2026年1月18日(日)。月曜休館(祝日は開館し、翌火曜休館)。年末年始の12月25日(木)~26年1月5日(月)は休館。
 
 ▽開館時間=午前10時~午後5時(入館は同4時30分まで)。
 
 ▽入場料=一般1000円(800円)、大学・高校生600円(500円)、中・小学生300円(200円)、未就学児は無料。土曜は中・小学生無料。カッコ内は20人以上の団体、65歳以上の方、東京富士美術館のLINE公式アカウント登録者等の各種割引料金。