聖教ニュース

南アジア・韓国・日本合同研修会 ソウルの池田記念講堂で開講式 2025年8月16日

インド タイ マレーシア シンガポール 韓国 日本の代表180人が参加

 【ソウル】「南アジア・韓国・日本合同研修会」の開講式が14日、韓国の首都ソウルの池田記念講堂で晴れやかに開催。研修会の総団長を務める谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長をはじめ、インド、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国、日本の代表180人が参加した。
 午後2時20分、広布史に刻まれる研修会が始まった。皆の笑顔が輝いていた。今この時に集い合った使命をかみ締めていた。

 本年は池田大作先生の初の海外指導65周年、SGIが発足して50周年。師が築いた地涌の陣列は、今や五大陸に広がる。

 かつて先生は「第2の『七つの鐘』を打ち鳴らす、21世紀の前半の50年では、アジアをはじめ世界の平和の基盤をつくってまいりたい」と広布の展望を語った。その折り返しとなる今回の研修会は、師の構想の実現へ、アジア各国の同志が異体同心で進みゆく決意を深め合う場となる。

世界広布の基盤構築を共に

 会場の池田記念講堂に到着すると、地元・韓国のアリラン鼓笛隊や壮年部の太極吹打隊が遠来の友を真心の演技・演奏で歓迎。金仁洙理事長が「共々に忘れ得ぬ日々を」と呼びかけた。

 開講式ではインドのグプタ議長、日本交流団団長の竹内副会長、沼倉主任副女性部長があいさつ。タイ壮年部のキティ・ルーラープーンサップ総合本部長、川上九州女性部長が体験発表した。谷川SGI理事長は、多様な広布伸展の様子に学び合い、世界広布を一段と加速させる機会にと望んだ。

 参加したインドのカンドゥーリー壮年部長は「東洋広布を願われた池田先生の思いを参加者と共有していきたい」と。河合北海道女性部長は「戸田先生と池田先生が世界広布を誓い合った北海道に生きる一人として、ここで学んだことを新たな前進の力にしていきます」と決意を述べた。
 (記事=田島大樹、写真=梅津賢太郎)