聖教ニュース(紙面)

台湾で求道の心光る教学研修会 生命哲学を胸に希望の前進 2025年9月25日

 最高の生命哲学を胸に、希望と勝利の前進を!――台湾SGI(創価学会インタナショナル)の教学研修会が12日から14日まで、中部(彰化文化会館)、南部(高雄文化会館)、北部(桃園文化会館)でそれぞれ開催された。これには、離島を含む台湾全土から3400人以上の求道の友が集い合った。
 本年は、台湾SGIが正式に法人として認可されてから35周年の節目。台湾の友は、御書や池田大作先生の励ましを胸に刻み、“良き市民”の連帯を強くし、平和・文化・教育の分野で社会貢献の行動を重ねている。先月には行政院内政部から、顕著な社会貢献を果たした団体に贈られる「宗教公益賞」(以前の名称は「優良宗教団体賞」)を受賞。本年で23回連続の受賞となる。
 研修を担当した原田SGI教学部長は、「報恩抄」を講義。末法において南無妙法蓮華経を弘通する重要性について語り、池田先生の三回忌である11月を目指して、今こそ師恩に報いる人生をと呼びかけた。
 参加者からは、広布への決意みなぎる声が寄せられた。
 「報恩の人生を歩むために、師匠・池田先生の精神を胸に刻み、多くの人々の幸福のために尽くしていきます」(男子部)
 「師弟直結の決意で題目を唱え、自らの家庭や社会を、よりよく変革していきます」(女子部)
 なお、23、24日を中心に台風18号が台湾に大きな被害をもたらした。台湾のSGIメンバーは、被災した同志の状況の把握に全力を尽くしている。