池田先生

〈四季の輝き――池田先生の心〉 感謝するから幸せになる 2025年12月7日

 【写真説明】優雅と気品を身にまとったバラは、まるで一幅の名画のよう。2002年11月、池田大作先生が東京・八王子市内でシャッターを切った。花を生けてくれた友への感謝を込めて――。
 日蓮大聖人は「知恩をもって最とし、報恩をもって前とす」(新569・全491)と。恩を知り、その恩に報ずることが仏法の根幹であり、人生の真髄である。
 本年も、あと3週間余り。同志、友人、家族とこの一年の健闘をたたえ合い、感謝を言葉の花束にして贈ろう。そこから、笑顔と座談の園が広がる。
 

池田先生の言葉

 人間の幸福を考えるうえで、
 本当に大切なのは金銭でもなければ、
 地位や名誉でもない。
 いかに華やかに見えようが、
 そうした喜びや幸福は一瞬であり、
 虚栄である場合も多い。
 人生には、さまざまな困難や苦悩がある。
 真実の幸福は、
 いかなる事態に直面しても、
 決して負けない、
 強い心をもつ以外にありません。
 さらに、日々、歓喜し、感動し、
 感謝できる、豊かな心をもつことです。
 そのための信心です。
  
 〈幸せだから感謝する〉以上に
 〈感謝するから幸せになる〉のである。
 「祈り」も、感謝しながらの祈りこそが、
 最も大宇宙のリズムと合致し、
 人生を好転させていく。
 「ありがとう」と言えない時、
 人の成長は止まっている。
 成長している時、
 人は他人のすごさが見えるからだ。
 成長が止まると、
 人の欠点ばかりが目につくからだ。
  
 同じ行動をするのでも、
 「ああ、またか、いやだな」と
 思ってするのか。
 「よし、また福運をつけさせて
 もらおう」と思ってするのか。
 タッチの差である。
 その小さな「差」が、
 人生を大きく変えていく。
 百八十度も変えていく。
 それを教えたのが法華経であり、
 一念三千の法理である。
  
 感謝を忘れず、向上を続ける人が光る。
 向上しよう! その心をもつ人は強い。
 同じ生きるなら、
 「最高の何か」のために生きるのだ。
 人類の平和と幸福に尽くし抜く
 妙法の流布こそ、
 まさしく最高の生き方なのである。

 ※池田先生の言葉は順に、小説『新・人間革命』第19巻「虹の舞」の章、指導選集〈中〉『人間革命の実践』、『池田大作全集』第88巻、本紙2009年6月21日付「新時代第30回本部幹部会でのスピーチ」から抜粋。