【アリソビエホ】アメリカ創価大学(SUA)の第22回卒業式が22日午後(現地時間)、カリフォルニア州オレンジ郡アリソビエホ市の同大学・創価芸術センターで開かれた。式典では、アメリカ・エマソン協会元会長のサーラ・ワイダー博士が記念講演(要旨を後日掲載)。卒業生の保護者・家族をはじめ、フィーゼル学長や理事、教職員ら約1000人が若き英才たちの新たな出発を祝福した。動画配信サイトでも同時中継された。(取材=清水湧揮)
【アリソビエホ】アメリカ創価大学(SUA)の第22回卒業式が22日午後(現地時間)、カリフォルニア州オレンジ郡アリソビエホ市の同大学・創価芸術センターで開かれた。式典では、アメリカ・エマソン協会元会長のサーラ・ワイダー博士が記念講演(要旨を後日掲載)。卒業生の保護者・家族をはじめ、フィーゼル学長や理事、教職員ら約1000人が若き英才たちの新たな出発を祝福した。動画配信サイトでも同時中継された。(取材=清水湧揮)
「卒業生の皆さん! 私が今から話す内容が自分に当てはまると思ったら、指をパチンと鳴らしてください!」
式典で卒業生代表としてあいさつに立ったジュン・サワダさんは、こう語ると参加者に次々と言葉を投げかけた。
「SUAに入学してから、異なる言語や文化を考慮して人との付き合い方を学び直した人」「母国を離れることで、所属していたコミュニティーとのつながりが途切れた人」――皆が入学当時を思い返し、挑戦したことや困難と向き合った思い出を振り返りながら指を鳴らす。
呼びかけを終えるとサワダさんは、日系ブラジル人として生まれ、貧困を経験した自身の生い立ちなどを語りつつラップを披露。差別や抑圧に屈しない決意をリリック(歌詞)に込めた。卒業生らは真剣に耳を傾け、会場は万雷の拍手と歓声に包まれた。
「卒業生の皆さん! 私が今から話す内容が自分に当てはまると思ったら、指をパチンと鳴らしてください!」
式典で卒業生代表としてあいさつに立ったジュン・サワダさんは、こう語ると参加者に次々と言葉を投げかけた。
「SUAに入学してから、異なる言語や文化を考慮して人との付き合い方を学び直した人」「母国を離れることで、所属していたコミュニティーとのつながりが途切れた人」――皆が入学当時を思い返し、挑戦したことや困難と向き合った思い出を振り返りながら指を鳴らす。
呼びかけを終えるとサワダさんは、日系ブラジル人として生まれ、貧困を経験した自身の生い立ちなどを語りつつラップを披露。差別や抑圧に屈しない決意をリリック(歌詞)に込めた。卒業生らは真剣に耳を傾け、会場は万雷の拍手と歓声に包まれた。
創立者・池田大作先生は22期生の入学レセプションで次のメッセージを贈り、期待を寄せた。
「『わが生命には宇宙大の可能性がある』と胸を張り、日々の地道にして忍耐強い一歩一歩の挑戦が、人類の希望の未来を開きゆくとの誇りに燃えて、朗らかにして不屈の楽観主義で堂々と進んでいってください」
今回、卒業を迎えた学部生は、アメリカ、日本、韓国、メキシコ、インド、ネパール、ベトナム、インドネシア、ルワンダ、ガーナ、フランス、エストニアなど、19カ国から集い合った114人。大学院修士課程のプログラム「リーダーシップと社会変革のための教育基礎学」を修了した5カ国の5人と合わせ、119人が使命の舞台に雄飛した。
創立者・池田大作先生は22期生の入学レセプションで次のメッセージを贈り、期待を寄せた。
「『わが生命には宇宙大の可能性がある』と胸を張り、日々の地道にして忍耐強い一歩一歩の挑戦が、人類の希望の未来を開きゆくとの誇りに燃えて、朗らかにして不屈の楽観主義で堂々と進んでいってください」
今回、卒業を迎えた学部生は、アメリカ、日本、韓国、メキシコ、インド、ネパール、ベトナム、インドネシア、ルワンダ、ガーナ、フランス、エストニアなど、19カ国から集い合った114人。大学院修士課程のプログラム「リーダーシップと社会変革のための教育基礎学」を修了した5カ国の5人と合わせ、119人が使命の舞台に雄飛した。
学部の卒業生からは、エール大学、コロンビア大学など、名門大学院への進学者も数多く誕生した。
インド出身のシュレヤ・ディクシットさんも、その一人。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学やエモリー大学、ドレクセル大学などの大学院に合格。今後、進学先を決め、公衆衛生学を学ぶ予定だ。
SUAでは、勉学とともに学費・生活費を工面するためにアルバイトに全力。また、レジデント・アシスタント(寮生活をサポートする学生スタッフ)などの学内活動にも率先した。昨年冬に祖父母が立て続けに亡くなり、落ち込んでいた際には、教授や同級生らが親身に相談に乗ってくれ、悲しみを克服することができた。「将来は、感染症に立ち向かう研究者になります!」と決意を語った。
関西創価学園出身のダイキ・カツカワさんは、1年生の時から陸上部で活動。毎朝6時15分からの練習と勉学の両立は苦労が多かった分、人間的に大きく成長できた。軍縮や核廃絶に関心を持ち、卒業後は、イギリスのキングス・カレッジ・ロンドンに進み、「紛争・安全保障・開発」プログラムを専攻する予定だ。
「世界平和のために貢献できる人材に成長します」と誓う。
学部の卒業生からは、エール大学、コロンビア大学など、名門大学院への進学者も数多く誕生した。
インド出身のシュレヤ・ディクシットさんも、その一人。アメリカのジョンズ・ホプキンス大学やエモリー大学、ドレクセル大学などの大学院に合格。今後、進学先を決め、公衆衛生学を学ぶ予定だ。
SUAでは、勉学とともに学費・生活費を工面するためにアルバイトに全力。また、レジデント・アシスタント(寮生活をサポートする学生スタッフ)などの学内活動にも率先した。昨年冬に祖父母が立て続けに亡くなり、落ち込んでいた際には、教授や同級生らが親身に相談に乗ってくれ、悲しみを克服することができた。「将来は、感染症に立ち向かう研究者になります!」と決意を語った。
関西創価学園出身のダイキ・カツカワさんは、1年生の時から陸上部で活動。毎朝6時15分からの練習と勉学の両立は苦労が多かった分、人間的に大きく成長できた。軍縮や核廃絶に関心を持ち、卒業後は、イギリスのキングス・カレッジ・ロンドンに進み、「紛争・安全保障・開発」プログラムを専攻する予定だ。
「世界平和のために貢献できる人材に成長します」と誓う。
式典では、アメリカ国歌斉唱の後、フィーゼル学長が、価値を創造する人生を歩むためには忍耐と粘り強さが重要であると訴えた。アメリカのエマソン協会元会長でコルゲート大学名誉教授のサーラ・ワイダー博士が記念講演。思想家のエマソンと池田先生の言葉を紹介しながら、思いやりの心で人々の苦しみに寄り添い、人を励ませる存在にと望んだ。
卒業生一人一人に修士号、学士号の学位記が手渡され、卒業生の代表4人があいさつした。
終盤には「創立者賞」が発表された。受賞したのは、フランス出身のマレヴァ・ディジューさん。彼女は、サステナビリティー・エデュケーターとして、学内でゴミ分別ワークショップや衣類交換会などを実施し、持続可能な社会への意識啓発のために献身的な努力を重ねてきた。「日頃から支えてくださる皆さんがいたからこそ、思う存分活動に励むことができました。感謝の思いを胸に、これからは環境や社会の分野で貢献できる人に成長したいです」と抱負を述べた。
最後に、SUAの歌「希望の光」を、在学生が演奏・合唱。卒業生の門出に花を添えた。
式典では、アメリカ国歌斉唱の後、フィーゼル学長が、価値を創造する人生を歩むためには忍耐と粘り強さが重要であると訴えた。アメリカのエマソン協会元会長でコルゲート大学名誉教授のサーラ・ワイダー博士が記念講演。思想家のエマソンと池田先生の言葉を紹介しながら、思いやりの心で人々の苦しみに寄り添い、人を励ませる存在にと望んだ。
卒業生一人一人に修士号、学士号の学位記が手渡され、卒業生の代表4人があいさつした。
終盤には「創立者賞」が発表された。受賞したのは、フランス出身のマレヴァ・ディジューさん。彼女は、サステナビリティー・エデュケーターとして、学内でゴミ分別ワークショップや衣類交換会などを実施し、持続可能な社会への意識啓発のために献身的な努力を重ねてきた。「日頃から支えてくださる皆さんがいたからこそ、思う存分活動に励むことができました。感謝の思いを胸に、これからは環境や社会の分野で貢献できる人に成長したいです」と抱負を述べた。
最後に、SUAの歌「希望の光」を、在学生が演奏・合唱。卒業生の門出に花を添えた。