企画・連載

【電子版先行】〈御書に学ぶ創価の心――池田先生の講義から〉9 挑戦を貫いてこそ真の信心 2024年10月25日

〈御文〉

 鎌倉より京へは十二日の道なり。それを十一日余り歩みをはこびて、今一日に成って歩みをさしおきては、何として都の月をば詠め候べき。
 (新池御書、新2063・全1440)

〈通解〉

 鎌倉から京都までは十二日の道のりである。それを十一日余り歩いて、あと一日となった時に歩くのをやめたのでは、どうして都の月を詠ずることができようか。

〈池田先生の講義〉

 最後まで貫いてこそ真の信心です。
 「いよいよ!」「さあ、これから!」との心意気で生き抜いていく姿それ自体に、仏の心があります。
 「生涯求道」「生涯挑戦」「生涯闘争」です。
 ゆえに、「今一日」「あと一日」における信心が大事です。
 純一無二の信心で、自身の広布と人生の総仕上げをしていくのです。

(『わが「共戦の友」――各部の皆さんに贈る』から)