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〈ドラマ〉 鈴鹿央士・松本穂香ダブル主演「噓解きレトリック」 2024年10月17日

フジテレビ系 月曜 午後9時

 鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演を務める、フジテレビ系連続ドラマ「噓解きレトリック」(月曜、後9・0)が10月7日にスタート。同日、ドラマの撮影スタジオ内で行われた制作発表会見に、主演の二人が役衣装で参加し、見どころなどを語った。

 本作は、昭和初期の九十九夜町が舞台。鈴鹿が演じる“鋭い観察眼を持つ貧乏探偵”の祝左右馬と、松本の扮する“うそを聞き分ける能力者”の浦部鹿乃子が、難事件を解決していく姿が描かれる。

 鈴鹿と松本は人力車に乗り、九十九夜町の目抜き通りのセットにさっそうと登場した。

 松本「このセットで9月から撮影が始まりました。それ以降はタイトなスケジュールで大変でしたが、ついに放送日を迎えられたことを感慨深く思います」

 昭和初期が舞台ということで、出演者の衣装には細かいこだわりが詰まっているという。

 鈴鹿「スーツは生地から作っていただき、シャツの襟の形も当時流行していたものです。採寸の時、スタッフの方に『ちょっと体が薄いですね』と言われたので(笑)、今はジムでトレーニングをしています」

 また、鈴鹿は自身が演じる左右馬の役柄について、「その人が“なぜ、うそをついているのか”“何を考えての行動なのか”など、人の心をよく考える、本当に奥深いキャラクターです」と語った。

 一方、松本は鹿乃子について「彼女は自らが持つ能力のゆえ、つらい過去もありましたが、それを乗り越えるために築いてきた“強さ”を持つ女性です」とコメントした。

 会見の終盤、サプライズとして、原作者の都戸利津がドラマポスターを元に描いた、二人のイラストが披露された。喜びの表情を浮かべた二人は興奮冷めやらぬまま、視聴者にメッセージを送った。

 鈴鹿「登場人物がみんな魅力的で、それぞれの今後を見守りたいと思ってもらえるような、すてきな物語。週の始まりに作品を見て楽しんでいただけたら」

 松本「一つ一つの描写が心に残るような、監督やスタッフの思い入れが感じられるドラマです。温かな気持ちになれると思うので、期待してご覧ください」

【記事・写真】鈴木政己

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