聖教ニュース(紙面)

創価大学 第56回入学式(1面から続く) 2026年4月3日

開学55周年の春 「若き創立者」の挑戦始まる
創価大学の入学式から

 創価大学の新たな歴史を築く清新な決意にあふれた入学式は、マーチングバンド部「プライド・オブ・ソウカ」のファンファーレで開幕した。
 各学部の新入生紹介の後、鈴木学長は、知識や技能を習得するだけではなく、“何のために学ぶのか”との問いを常に抱き、価値を創造しゆく場こそ創大であると力説。どこまでも自分を信じ抜く勇気と諦めない忍耐力をもち、自身の可能性を開くキャンパスストーリーを紡ごうと呼びかけた。
 次いで、歓迎演目として沖縄舞踊のクラブ「イチャリバチョーデーズ」とダブルダッチ部「R2」がパフォーマンスを披露。在学生の向井賢さん、リカ・タカハシさん、桜井伸之さんが自らの体験を交え、新入生にエールを送った(要旨を別掲)。
 新入生の森脇英一さん、早川康子さんは、“大学は大学に行けなかった人のためにある”との創立者の言葉を胸に、挑戦の日々を歩む決意を披歴した。
 創大最高顧問の原田会長は、世界の大学が創立者・池田先生に寄せた信頼と尊敬が、現在、世界的に高く評価される創大の発展に直結していると強調。先生が創大にまいた“希望の種”“友情の種”“平和の種”を芽吹かせていくのは、新入生のこれからの挑戦と情熱であると述べ、全員が新たな未来を創造しゆく“大樹”になってほしいと語った。
 なお、本年度は学部生1295人(編入学等を含む)、通信教育部生507人、大学院博士前期課程および修士課程111人、博士後期課程18人、法科大学院生17人、教職大学院生15人が入学。別科生・交換留学生を含む226人の留学生が、41カ国・地域から集った。

在学生の歓迎の言葉
理工学部3年 向井賢さん

 私が創価大学で得た宝は、“苦しい時に決して一人にさせない”仲間との出会いです。決意にあふれて入学しましたが、最初は慣れない新生活と、膨大な課題に追われ、苦しい日々。しかし、友人の頑張る姿や励ましに触発を受け奮起できました。1年生の時にフィリピン研修を経験。短期留学や国際学生会議にも参加し、今秋には交換留学に挑みます。
 創大は、人との縁が原動力となり、大きく成長できる「世界一の大学」です。出会いを通して、自分の可能性を最大限に広げましょう!

国際教養学部4年 リカ・タカハシさん

 インド出身の私は、創立者の「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」との言葉に出合い、創大進学を決意しました。競争の激しいインドの教育環境にいた私にとって「何のため」との目的観をもつことは、大きな転換点でした。
 授業では、グループワーク等を通じて「他者から学ぶ姿勢」を身に付けました。学びを深めることにつながり、これまで2度、特待生に選んでいただきました。
 また、留学生同士の連帯も大切な宝です。「何のため」を大切に、共に充実した大学生活を送りましょう。 

法学部4年 桜井伸之さん

 私は高校までサッカー一筋で、入学当初は英語の授業についていけず、何度も挫折を味わいました。その度に、創立者・池田先生の言葉を胸に地道な努力を重ね、ケニアへ留学。現地では多くの国の学生と交流し、文化の違いを超えて心を通わせるには、相手への敬意と自ら歩み寄る勇気が不可欠だと学びました。帰国後はTOEICで400点以上伸ばし、945点を達成。表彰を受けました。
 創大には挑戦を支える仲間がいます。失敗を恐れず、努力の歩みを進める大学生活にしていきましょう。