聖教ニュース

アジアの友を結ぶ師弟の心 「南アジア・韓国・西日本合同青年研修会」の参加者が語る 2026年3月14日

「3・16」へ躍動する各国の青年リーダー

 3・16「広宣流布記念の日」を目指して、アジアの各国各地で、後継の青年たちが躍動している。多様性に満ちたアジアの同志を一つに結ぶものこそ、師弟の精神である。今年1月から2月にかけてマレーシアで開かれた「南アジア・韓国・西日本合同青年研修会」の参加者6人に、「師弟」をテーマに語り合ってもらった。

 ――池田先生のアジア初訪問から本年で65年。広布の若きリーダーである皆さんにとって、「師匠」とはどんな存在でしょうか。

 細川正夫さん(大阪中央総県男子部長) どんな時も弟子の成長を信じ、励まし続けてくれる存在、それが私にとっての師匠です。私は中学生の時に池田先生とお会いする機会がありました。にっこりほほ笑み、皆を温かく包み込む振る舞いに、万感の期待を感じたことを覚えています。

 その後、就職先で壁にぶつかった時も、この原点を思い返し、先生の指針を学びつつ、克服。困難との格闘の中で、人生の師匠は池田先生との思いが定まっていきました。

 ジャン・ジュンイー・デリッサさん(シンガポール・区女子部長) 私も幼い頃、先生にお会いしました。今も、小説『新・人間革命』を開けば、池田先生と“対話”をすることができます。師弟の真実がつづられたこの小説を通じて、師匠の熱い心を感じることができる――それが私の実感です。
 平和への不断の行動を貫きながら、同書を書き残してくださった師への感謝は尽きません。

 ウー・ジャハンさん(マレーシア・区副男子部長) 池田先生が膨大な著作を残された最大の理由は、今の私たち、さらには、その後に続く人々が幸福な人生を歩むためではないでしょうか。
 目の前のことに力を尽くすだけではなく、未来の世界にまで責任を持とうとされた師の行動に、私は究極の誠実さを感じています。

未来の人々の幸福まで願った池田先生の平和行動に続こう

 丁娟智さん(韓国・方面女子部長) 私は当初、先生と会ったことがない人が、先生を師匠と仰ぐ姿を見て、「会ったこともないのになぜ?」と思っていました。そんな私を、女子部の先輩は誠実に励まし続けてくれました。一歩ずつ広布の活動に挑戦する中、創価三代の師弟の闘争があってこそ、このように尊敬し合える同志と出会えたのだと気付きました。
 先生と同じ広布の実践を重ねる“今の努力”の中にこそ、師弟の精神が脈動すると確信しています。

 ――とても納得できるお話です。

 スミ・サイキアさん(インド・圏女子部長) 私の国では現在、“今さえ良ければ”と一時的な快楽を追い、自分の人生さえも省みない若者が少なくありません。
 けれど真の幸福のためには“いかに生きるか”を見つめる規範となる存在が不可欠ではないでしょうか。自他共の幸福と平和のために行動し抜いた池田先生こそ、私にとっての正しい“羅針盤”のような存在なんです。

 丁さん 自分のことをどこまでも信じてくれる人がいる――こんなに心強いことは他にありません。私は師弟とは、そうした信頼に基づく関係であると感じます。利害や打算ではない、師との“強き絆”こそが、自身の底力を引き出します。
 そして、池田先生ご自身が、生涯にわたって師弟の道を貫き、どれほど人間を向上させられるかを示してくださった方だと思っています。

 ウーさん 師を持つとは、選択を迫られる人生において、確かな“基準”を持つようなものではないでしょうか。私はすれ違いから妻と口論ばかりし、離婚を考えたこともありました。
 そんな時に先生の“家庭の円満は自身の人間革命から始まる”との指針が胸に突き刺さりました。何かにつけ、他者のせいばかりにしていた自身を猛省。題目に挑戦し、自身の欠点を正面から受け止め、“変わる努力”を始めました。今では切磋琢磨できる和楽の家庭になり、後継の子どもたちに信心の継承を誓う日々です。
 

 ――創価の師弟は、信心を根本にした振る舞いの中にこそ脈打っていくのですね。

 スワンニー・ソーントーンさん(タイ・女子部総合本部長) 私はこれまで、学業の行き詰まりや病気などの苦難に直面し、“なぜ自分だけ”と嘆く時もありました。信心は、そうした人生の困難に意味があることを気付かせてくれ、立ち向かう勇気をくれました。自身の無限の可能性をどこまでも信じる仏法には、人生を“楽しい旅”にする力があります。
 私が活動する地域では、一人のメンバーを訪問するのに2、3時間かかることもありますが、全部員を励まし抜くことを決意し、朗らかに前進しています。

 ――「3・16」からその先へ、仏法を持った青年が果たす使命は何でしょうか。

 スワンニーさん 世界では今、人々の“差異”を巡って、暴力や紛争が繰り返されています。その根源的な原因は、互いの拭いがたい不信にあると私は感じます。だからこそ、他者を信じ抜く仏法の思想を、社会の基盤とする挑戦から退いてはいけません。
 そうした青年の挑戦があってこそ、差異をむしろ価値にする豊かな世界を築いていけるのではないでしょうか。
 デリッサさん 平和は待っているだけでは訪れません。対話によって結合と調和を生み出す池田先生の行動に連なり、善のスクラムを築く挑戦を続けていきます。
 第2の「七つの鐘」が鳴り終わる2050年へ、師の心をわが心とし、アジアと世界に平和の橋を架けゆく人材に必ず成長します!