「知恵は現場にあり」である。広布の最前線には、思わず膝を打つエピソードがあふれている。先日、壮年部の先輩からこんな話を伺った▼上半期に行われた地区座談会での一こま。一人の女性部員が“きょうの参加の記念に”と、ビニール袋に入れた「ゆで卵」を全員に配り始めた▼卵を渡して女性部員は呼びかけた。「さあ皆さん、いよいよ“自分の殻”も破りましょう!」。それを言われた参加者は苦笑い。だが、彼女の明るさとユーモアに会場は盛り上がり、絆を強めた地区はその後、かつてない地域広布の拡大という目標を成し遂げた▼どうすれば、皆が心軽やかに、やりがいをもって活動に励めるか。この祈りがあるところ、知恵が湧き、団結が生まれ、拡大のうねりが起こる。真剣と誠実、そして、こまやかな配慮で一人また一人と信頼を結び、「代表選手型」ではなく「全員参加型」へ――。「一人の百歩前進も尊いが、それ以上に百人の一歩前進こそ大切だ」との池田先生の指針を深く胸に刻みたい▼同志から学ぶことは多い。夏季友好期間も残り少なくなったが、できる限り、友とじっくり語らう時間をつくり、次なる飛翔を誓い合おう。それが自分も組織も“殻を破る”確実な一歩となる。(仁)
「知恵は現場にあり」である。広布の最前線には、思わず膝を打つエピソードがあふれている。先日、壮年部の先輩からこんな話を伺った▼上半期に行われた地区座談会での一こま。一人の女性部員が“きょうの参加の記念に”と、ビニール袋に入れた「ゆで卵」を全員に配り始めた▼卵を渡して女性部員は呼びかけた。「さあ皆さん、いよいよ“自分の殻”も破りましょう!」。それを言われた参加者は苦笑い。だが、彼女の明るさとユーモアに会場は盛り上がり、絆を強めた地区はその後、かつてない地域広布の拡大という目標を成し遂げた▼どうすれば、皆が心軽やかに、やりがいをもって活動に励めるか。この祈りがあるところ、知恵が湧き、団結が生まれ、拡大のうねりが起こる。真剣と誠実、そして、こまやかな配慮で一人また一人と信頼を結び、「代表選手型」ではなく「全員参加型」へ――。「一人の百歩前進も尊いが、それ以上に百人の一歩前進こそ大切だ」との池田先生の指針を深く胸に刻みたい▼同志から学ぶことは多い。夏季友好期間も残り少なくなったが、できる限り、友とじっくり語らう時間をつくり、次なる飛翔を誓い合おう。それが自分も組織も“殻を破る”確実な一歩となる。(仁)