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アメリカ・エマソン協会元会長 ワイダー博士が東北女性部に長編詩を贈る 2026年4月15日

東日本大震災発生から15年 タイトルは「決して忘れない心」

 東日本大震災(2011年3月11日)から15年となった3月、アメリカ・エマソン協会元会長のサーラ・ワイダー博士が東北女性部に長編詩を贈った。
 
 ワイダー博士は東日本大震災の翌年に被災地を訪問。最愛の家族を津波で失った学会員の家も訪れた。この時に出会った友のことを日記に克明に記し、その後、毎年3月11日に東北女性部へ励ましのメッセージを送り続けてきた。東北の女性部もワイダー博士に感謝と近況を伝え、交流を深めてきた。
 
 長年、被災地の友を励まし続ける心情を、博士は「最後の一人が立ち上がるまで励まし続ける。それが池田先生が教えてくださった精神です」と述懐している。
 
 ワイダー博士自身、最愛の母を亡くした際、池田先生がつづった詩に大きく勇気づけられたという。
 
 その後、06年7月に池田先生ご夫妻と初めての対面を果たし、対談集『母への讃歌――詩心と女性の時代を語る』を発刊した。

 今回、博士は、東北女性部の友がつづった近況や決意から珠玉の言葉を紡ぎながら長編詩「決して忘れない心」を編んだ。
 
 博士と東北女性部が織りなす“友情の交響詩”には、次のようにつづられている。

 
「語られなかった物語」
「沈黙」に
心をこめて耳を傾けよう
 
私たちは決して諦めない
師匠の心を
受け継ぎ
次代を担う青年たちのために
思いやりの心
励まし合う心を
受け継いでいく
 
苦難の日々にあって
池田先生のお手紙である
聖教新聞を届け
音楽のコンサートを開き
荒廃した大地に
厳寒の辛い日々に
笑顔の花を咲かせようと
歩みを進め
破壊と喪失から
その最中にあっても
冬は必ず春となると信じ
共に種を育て
互いに守り合ってきた
岩盤の如き大地で
互いに励まし合って
生きてきた
「人間の思いやり」という
ぬくもりをもって
心の絆を強めながら
誰一人置き去りにしない
決意で
 
彼らの物語を
私たちの物語を
決して忘れない
常に心にとどめよう
平和の建設こそが
すべての人の
使命であることを