聖教ニュース

〈フランクフルト発〉 世界平和誓う欧州総会 池田先生の初訪問65周年を慶祝  2026年5月13日

ドイツ・フランクフルト池田平和文化会館で 原田会長、谷川SGI理事長らが31カ国の代表と

 【フランクフルト】欧州は永遠に師弟不二で前進! 池田大作先生の初訪問65周年を慶祝する欧州総会が9日午後(現地時間)、ドイツのフランクフルト池田平和文化会館で盛大に行われた。これには、原田会長、谷川SGI(創価学会インタナショナル)理事長、永石・清水両同副理事長、梁島同男子部長ら欧州訪問団が31カ国の代表450人と共に出席。席上、新任人事が発表され、ドイツにカローラ・デ・デッカー理事長、ユリア・ローマン婦人部長、オランダにジーナ・ハメーテマン理事長、ベアトリーチェ・ステルナ婦人部長が誕生した。

 欧州広布の未来を開く「希望の響き」が、皆の心を一つにした。
 
 各国の若人たちの代表による学会歌「青年よ広布の山を登れ」の合唱である。
 
 〽青年とは 希望とは……
 
 〽FOREVER YOUTH ARISE(どこまでも青年は立ち上がる)……
 
 永遠の師匠への誓いを乗せた歌声が日本語と英語で披露されると、参加者は手を振り、肩を組み、涙を浮かべ、共に合唱。フィナーレの瞬間、場内は総立ちとなり、歓喜と感動の喝采が、いつまでもやまなかった。
 
 池田先生が欧州を初めて訪れた1961年当時、全土の会員数は10世帯ほどだった。それから65星霜。最初に訪問したデンマークなど9カ国には、いずれも1000人以上のメンバーが誕生し、欧州は今、37カ国17万人を大きく超えるスクラムへと発展している。

勇気の対話で人類の宿命転換を

 このうち、新体制となった総会の開催国・ドイツは2023年、仏教団体として初めて国家から「公法社団法人」の認可を受けた。本年は青年部が掲げた「5万の対話」に各部一体で取り組み、弘教拡大に走り続ける。
 
 各国がはつらつと広布へ進む中で迎えた記念の集いは、欧州のプリチャード、ハラップ両共同議長の歓迎の言葉で開幕。「対話の力で世界に平和の光を放ちゆこう」と語った。
 
 オランダのハメーテマン新理事長が、師弟の絆も固く、皆が一歩前進できる和楽の組織を構築したいと決意を発表。ドイツのデ・デッカー新理事長は、社会の闇を破る「太陽の人材」を見つけ育み、人類の宿命転換に挑みゆく誓いを述べた。
 
 スペインのマリア・ガルシア・サンブラーノ副婦人部長の活動報告(下記に要旨)などの後、梁島SGI男子部長が「一人への励まし」から広布の山の登はんへ出発しようと力説。永石同副理事長は「折伏こそ平和実現への道」との大確信でさらなる躍進をと訴えた。

 谷川同理事長は、広布伸展の鍵は「青年の育成」にあると強調。「『会う』『語る』そして『一緒に行動する』」「悩みを信心のバネにしていくように励ます」「青年から学んでいく」等の池田先生の指針に触れ、若き地涌の陣列を一段と堅固にと望んだ。
 
 原田会長は懇談的にあいさつし、「種を蒔かなければ、永遠に発芽はない。平和と友情のために、粘り強く、私は種を蒔くことを実行したのだ」との信念で欧州広布を切り開いた池田先生の真情を紹介。師の蒔いた種は、欧州の同志の師弟共戦によって厳然たる大樹となったとたたえた。
 
 さらに本年で70周年となる「大阪の戦い」の歴史に言及。民衆勝利の“まさか”が実現したのは、先生を中心とした信心の団結と歓喜があったからであると述べ、自らが「楽しかった」と胸を張れる勇気の拡大を貫いてこそ偉大な金字塔は打ち立てられると語った。
 
 最後に池田門下の誉れも高く、平和と友情の種を蒔き続け、「2030年の学会創立100周年へ、常勝の欧州を築こう!」と呼びかけると、万雷の拍手が湧き起こり、総会は幕を閉じた。
 
 ――春から初夏へと向かう5月のドイツ。緑まぶしいフランクフルト池田平和文化会館に集った友の笑顔は、陽光のように晴れ晴れと輝いていた。

〈活動報告〉スペイン マリア・ガルシア・サンブラーノさん
「大阪の戦い」に学び 1万1111回の激励運動

 私は希望の哲学を求めて2003年に入会しました。学会活動を通し、大きく成長できたと実感しています。
 
 12年、娘のマルティナが誕生。しかし遺伝子変異のため、重度の脳症を発症しました。
 
 同志の激励と先生の言葉を支えに“病魔と闘う”と奮起。仏法を語り広げる中、家族や同僚らが御本尊を受持しました。昨年、娘は霊山へ。変毒為薬を証明した一生でした。
 
 文学の教師として働く傍ら、自分の詩集を何冊も出版してきました。
 
 スペインは「大阪の戦い」の精神に学び、年頭から「1万1111回」の訪問・激励を開始。グループリーダー以上で励ましの輪を拡大し、総会までに6000回を上回ることができました。団結を強め、胸中の師匠と対話しながら弘教に挑み抜きます。

原田会長と共にドイツのリーダー勤行会も

 欧州総会に先立ち、ドイツのリーダー勤行会が同会館で行われ、デ・デッカー理事長が新任抱負を披歴。前任のドリチッチ総合長が報恩の心で同国広布に尽くす決意を語った。
 
 原田会長は、団結第一で「皆が主役」の麗しい連帯をつくれば、今の何倍もの力が出ると強調。「ドイツを見よ!」と言い切れる拡大を果たし、欧州そして世界へ平和の大波を広げようと訴えた。