聖教ニュース
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 6月29日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2024年6月29日
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が6月29日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
震災の発生当時、佐藤奈々さんは高校1年生(16歳)。春休みで自宅にいた。それまで経験したことのない、すさまじい揺れに身の危険を感じ、家の外に避難。約1週間、ライフラインが停止したが、大事には至らなかった。
「復興の手助けをしたい」という思いから、石巻市の高校でボランティアに参加。想像をはるかに超える被害状況を目の当たりにし、言葉を失ってしまったという。
現在は、120年ほど前に創業した地元の老舗醸造メーカーに勤務し、商品開発を担当している。高校卒業後は岩手県内の短大で栄養学を専攻。その知識を使い、地元の復興に役立ちたいと思っていた。
その折、今の職場で「商品開発」の募集があることを知った。「震災を風化させない」ために、商品を作り、発信することが復興に結びつくと考え、就職。地元の食材を使用することに強いこだわりを持ち、地域の生産者とのつながりを大切にすることで「地元を活気づけたい」と、日々開発に取り組んでいる。
そんな佐藤さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。