ユース特集
電子版連載〈ガッカイREVIEW〉 人生は要領じゃねえ、挑戦だ 2025年9月16日
新入会や新しく立ち上がったメンバーのレビュー(評価・感想)をお届けする連載「ガッカイREVIEW」。創価学会の魅力や疑問に思う点をありのままに語ってもらいました!
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最近、いいなと思った言葉は、日蓮大聖人が書き残した「夫れ、仏法と申すは勝負をさきとし」(新1585・全1165)です! やっぱり人生は、勝負に出て、勝っていきたいと思って、奮い立ちました。
祖父母の代から創価学会の信心をしています。小さい時から自然と祈っているので、抵抗は全然ないです。祈りの力を感じる場面は、いつも、サッカーでした。5歳から始めて、中学に上がる時、学校のサッカー部かクラブのユースチームに入るか迷っていて、“いいチームに入れますように”って祈ったら、本当に自分の成長を実感できるいいクラブに入れたんです。「うわぁ、題目すげえ!」って思って、「これは続けたるぞ!」と心に決めました。
ただ、順風満帆なサッカー人生では決してありません。高校は学校の部活動に所属し、強豪校に惜敗。全国大会出場は果たせませんでした。大学進学後は、全国トップクラスのスポーツ推薦の選手がひしめき、体育会のサッカー部には所属できませんでした。今は大学2年生で、社会人チームでプレーしています。プロを目指して、去年の12月にはイタリアまでセレクションを受けに行きました。不合格でしたが、言葉は通じなくてもボールひとつでつながれるあの感覚――「ああ、やっぱりサッカー最高だな」って心の底から思いました。
大学に入ってからは、学会の学生部の活動にも参加しています。最初の新入生歓迎会ではイントロクイズがあって、「どんなはやりの曲がくるのかな?」って期待していたら全部、学会歌(笑)。「誰も分かんねえよ!」ってツッコミ入れたくなったけど、そんなギャップも面白かったです。サッカー漬けの自分が、これまで出会えなかったような“タイプの違う人”と一番仲良くなりました。結果、どんな人にも興味を持つようになれたことは、自分の大きな変化です。
最近は、友達にも自分が学会員であることを伝えるようになりました。「宗教やってる=メンタル弱い」って誤解されがちなんですけど、僕にとっては自分の中の可能性を引き出すための信仰です。だからこそ、サッカーという舞台で、勝って、「学会の信心には力がある」と示したい。使命感みたいなものを強く感じています。
今の世の中って「タイパよく」「コスパよく」って生き方が主流になりつつあるけど、要領だけじゃ何も得られない。挑戦し抜いて、もがいて、つかんだものにこそ価値があると、信じています。(西横浜総県 馬場勇一)