デジタル企画

何も努力しないでいたら、鍛えられるわけがない 〈耳で読む 青春対話〉27 2026年6月26日

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―― 青春対話 ――

 ―― 「とにかく、読書が嫌い。年に一、二冊しか読まない。ページをめくると、すぐに眠くなってしまう」という人もいます。何か“いい手”はあるでしょうか。

 努力するしかない。甘ったれて、何か特別な“いい手”はないかなどと思っているかぎり、進歩はない。
 運動でも、そうです。「自分は走るのが嫌いだ」と言って、何も努力しないでいたら、鍛えられるわけがない。
 読んで、眠くなるのなら眠ればいい。そのかわり、起きたらまた読めばいい。努力もしないで、人間ができるわけがない。自分の本当の力がわかるわけがない。人生の深さも、人間のすばらしさもわからないまま、年をとってしまうでしょう。
 それを大前提にして、まだ本を読む習慣がない人は、短編でもいいから、何か一つ、まず読むことです。それで読む力の「土台」の石を一つ置いたことになる。次に、また一つ読む。これで二つ目の石を置いたことになる。

(青春対話1 第3章 P307~308)

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