聖教ニュース

沖縄のマーチングフェスティバルに創価ルネサンスバンガードが特別出演 2025年3月10日

2日間で計1万2000人以上が来場

 「スペシャルマーチングバンドフェスティバルin沖縄」(主催=同実行委員会)が8、9の両日、沖縄市の沖縄サントリーアリーナで開催され、音楽隊・創価ルネサンスバンガードが特別出演した。

 県内の小・中学・高校生など10団体が出演・交流した同フェスティバル。中には、2022年に世界音楽コンクールで世界一に輝いた県立西原高校マーチングバンド部の姿も。
 そして、ひときわ大きな歓声と喝采を浴びて登場したのが、創価ルネサンスバンガードである。
 さかのぼること22年前、バンガードは沖縄県からの招へいを受け、同フェスティバルに出演。それまで“日本一”であるグランプリ「内閣総理大臣賞」に6度輝いていたバンガードの演奏・演技は、“沖縄マーチング界に大きな衝撃を与えた”と言われるほど人々の心を動かした。
 その後、さらに実績を積み上げ、“日本一”は国内最多となる18度を誇る。バンガードは国内随一の実力を持って、22年ぶりに沖縄の地を踏んだ。

 2日間で3公演が行われたフェスティバルには、計1万2000人以上が詰めかけた。オープニングを務めたのはバンガード。ブラスやカラーガード、パーカッションの部門別に躍動感あふれるパフォーマンスを繰り広げた。
 続いて、小・中学・高校生などがさわやかな演奏・演技を披露。今月で卒業の児童・生徒たちは、最後の大舞台を全力で楽しんだ。
 そして、バンガードが再びステージへ。昨年12月の全国大会で“日本一”を決めた演目「Desert Horizon~希望への旅路~」の後、「母」などを熱演。聴衆は目を輝かせ、顔を見合わせて喝采を送った。

 全ての公演の最後には、出演者全員で、平和への願いを込めて合同の演奏・演技を力強く。出演した高校生の一人は「バンガードの技術力はもちろん、動きのタイミングなどが息ぴったりで迫力が違った。私たちもさらに練習して、唯一無二の演奏ができるようになりたい」と笑顔で語った。
 来賓の沖縄市・花城大輔市長は「音の強さや表現力に圧倒されました。出演した子どもたちにとって宝物になる経験だと思います」と感想を寄せた。